ADHDの人が、他人を「がっかりさせてしまう」5の理由

ADHDの人は、周りの人を「がっかり」させてしまうことがよくあります。

しかし、それはわざとではありません。

むしろ、他人の期待に応えようと頑張っているのにもかかわらず、がっかりさせてしまうのです。それはADHDの症状が大きく関係しているようです。

そこで、ADHDの人が他人をがっかりさせてしまう理由を5つ紹介します。

1.「忘れっぽい」

ADHDの人は「忘れっぽい」です。

ADHDの人は重要な会議や誕生日、イベント、大事な用事などを忘れてしまいます。

そのため、周りの人をがっかりさせてしまうのです。

2.「締め切りに遅れる」

ADHDの人は締め切りが近くなると、頭が急速に回転し始め、まるでレーザービームのように集中します。

そして、一晩中仕事をして締め切りに間に合わせます。

しかし、それは「いつも」ではありません。

締め切りが近づいているのに、一向に動き出さないこともあります。

それは締め切りを忘れたからではなく、逆に一日中そのことで頭がいっぱいになってしまうからなのです。

そして、締め切りに遅れると関係する人をがっかりさせてしまうのです。

次の記事も参考になります(ADHDの人が「何もしようとしない」理由とは?

3.「ドタキャンする」

ADHDの人は、イベントの計画を立てていたのに直前でキャンセルをしてしまいます。

仕事の締め切りが近くて忙しかったり、車のガソリンが切れて立ち往生してしまったりと理由はいろいろあるかもしれません。

しかし、おそらく本当の理由は、もうイベントに行きたい気持ちがなくなってしまったからなのです。

そうして何度もドタキャンを繰り返していると、周りの人をがっかりさせてしまいます。

4.「いろいろなことを引き受けすぎてしまう」

ADHDの人はたくさんのことを引き受けてしまいます。

たとえば、同じ時間に複数の誘いを引き受けてしまいます。そして、その理由は誘ってくれた人をがっかりさせないためなのです。誰に対しても「はい」と言ってしまうのです。

しかし、皮肉にもこれが他人をがっかりさせてしまう原因になります。

複数の誘いを引き受けたために、誘ってくれた人と一緒の時間が短くしかとれなかったり、一緒にいてもストレスを感じてしまったり、イライラしてしまうのです(おそらく次の誘いの人から催促の電話が来ているのを見てしまったりするからです)。

5.「モチベーション」

ADHDの専門家によると、ADHDの人は「注意力」よりも「モチベーション」を重視します。

すなわち、ADHDの人は何かをやろうというモチベーションがなければ、行動に移すことがなかなかできないのです。

たとえば、ADHDの人はパートナーにゴミ捨てや夕食の準備、クリーニングをすると伝えます。

しかし、ADHDの人は仕事から帰るとやる気がなくなってしまい、結局何もしないのです。

そうして相手をがっかりさせてしまい、パートナーからは「あなたが自分でやるといったのに、何もしていない」と言われてしまうのです。

マイナスの結果

他人を絶えずがっかりさせていると感じられたら、自尊心に影響を与え落ち込んでしまいます。

ほかの人を何度もがっかりさせてしまうと、ほかの人に「借り」があると感じ、普通なら受け入れられないようなことまで我慢してしまいます。

たとえば、相手からけなされたり、悪口を言われたりしても我慢するのです。それは、自分が責められてもしょうがないと思っているからです。

また、自分の行動を埋め合わせるために、普段なら同意しないことも同意してしまうかもしれません。

たとえば、休日に嫌いな場所にわざわざ出かけたりするのです。

しかし、このようなことをしているとADHDの症状は悪化し、また別の問題を作り出すことになるのです。

他人をがっかりさせないための6つの提案

今こそ変わる時です。他人に自分は変わったと認めてもらおうとしてはいけません。他の人の意見やサポートは必要ありません。

ただ自分自身を信じて、行動に移しさえすればいいのです。継続して行動を続ければ、結果は違ってきます。

1.「記憶補助ツールを使う」

オンラインカレンダーや携帯電話のリマインダーなどを使用して、忘れっぽさをカバーしましょう。

2.「計画を立てるプロになりましょう」

もともと計画を立てるのが得意ではないかもしれませんが、計画を立てるスキルを伸ばすことはできます。

一日、一週間、一か月の計画を立て、現実に可能なスケジュールを決めるのです。またそうすれば前もって準備もしやすくなるでしょう。

3.「習慣づける」

習慣は記憶やモチベーションの問題を乗り越えてくれます。

何かが習慣になれば、記憶やモチベーションとは関係なく、自動的にすることができるようになるのです。

4.「「いいえ」と言っても大丈夫」

最初に「いいえ」という時は怖く感じるかもしれません。

しかし、それを何回か行えば、慣れてくるものです。

5.「本当の気持ちで「はい」と言う」

招待を受けたら、カレンダーをチェックしましょう。

もし時間があって行きたいと思うなら、「はい」と言いましょう。そしてその時は必ず行くようにしましょう。

6.「モチベーション」

以上の提案を実行して、新しい生活がスタートしたら、何をするのが本当に楽しくて、何が罪の意識からしていることなのかをはっきりと確認しましょう。そして罪の意識からしていることは止めましょう!

また、何か見返りが得られるようなシステムを作りましょう。時間を決めて切迫感を感じるようにし、ゲームのようにするのです。

参考記事:ADHD and Letting People Down

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