自閉症の人は、胃腸に問題のある人が多いです。
最近では、カリフォルニア大学デイビス校の研究で、自閉症の子どもは便秘や下痢などの胃腸の問題を抱えていることがわかりました。
自閉症の子どもの胃腸の問題は、双方向的
研究者によると、自閉症の子どもの胃腸の問題は、双方向的だとも考えられるそうです。
つまり、自閉症の子どもは胃腸に問題があることで、問題のある行動を起こしてしまい、また問題のある行動が、胃腸に問題を引き起こしたり、悪化させたりしてしまうのです。
研究では子どもが対象ですが、ネットを見ていると大人の自閉症やアスペルガーの人でも、胃腸の問題を抱えている人が多いようです。
これを書いている私自身も、昔から胃腸の弱さに悩まされています。そして人づきあいの苦手なアスペルガー的な性格です。
ストレスを抱えたり、環境が変わったりするだけで、すぐに胃腸の調子が悪くなります。今も胃腸薬は手放せません。アスペルガーの人は胃腸の弱い人が多いというのを知って、さらに自分のアスペルガーな特徴に確信が持てたような気がしました。
改善策として「グルテンフリーの食事」を勧めている人もいますが、効果が実際にあるのかどうかはわかりません。興味のある人は一度試してみていかがでしょうか。
参考記事:Autism Linked to Digestive Problems / Autism and GI Disorders