アスペルガー症候群というと男性のイメージが強いですが、もちろん女性にもアスペルガー症候群の人はいます。
しかし、男性のアスペルガーと女性のアスペルガーは症状が違うようです。女性の場合、ランチの時などでの女性同士の会話が苦手な人が多いそうです。
“1日の間で1番辛い時間帯はいつですか?”と質問をしたところ、“お昼ご飯を食べる時なんです”と答えが返ってきました。“どうしてお昼ご飯を食べる時が辛いのか”って聞くと、”最近どう? っていう話がランチのときに出るから”と答えるのです
女性の場合、みんなで行動することが男性より多いと思います。ランチの時なども一緒に食べることが多いでしょう。女性が1人で行動していると目立ってしまったり、少し変な風に見られてしまうこともあるかもしれません。しかし、女性同士の会話が苦手なアスペルガーの女性にとって、それは辛いことなのかもしれません。
記事によると、アスペルガーの女性は「無理にコミュニケーションを取ろうとしなくていい」とのことです。
Cさんは診断を受けるまで、グループに入ろうと努力していました。しかし、自分の特性を自覚してからは、無理に付き合おうとせず、自分を理解してくれる人との関係を大切にしようと思ったといいます。また、一人になると考えが整理でき、気持ちが落ち着くとも言っています。
「無理に付き合おうとしなくてもいい」そう思えると楽になれる人も多いかもしれませんね。職場も仕事をする場所と割り切ってしまえればよいのかもしれません。
ただし、チームワークなどが積極的に求められる職場だと、1人で行動してばかりいるともしかしたら注意を受けたりしてしまうのかもしれません。これは職場環境などでもだいぶ違うかもしれません。
また、これは女性だけでなく男性にも当てはまるような気もします。女性ほどではありませんが、男性も男性同士の会話が苦手という人も少なくないように思えます。
参考記事:ランチ時の女子トークに入れない…発達障害・アスペルガー女性のつらさ