現在ハローワークでは「若年コミュニケーション能力要支援者就職プログラム」を行っています。
これは、コミュニケーション能力に困難がある、発達障害者や、発達障害者ではないが、それに近いボーダーの人を対象とした就職支援プログラムです。
ハローワークで相談員がコミュニケーションに困難のある対象者の話を聞き、「地域障害者職業センター」や「発達障害者支援センター」等を案内したり、障害者向けの専門支援を希望しない人については、個別相談、支援を実施しているそうです。
発達障害以外の人も対象
興味深いのは、このプログラムは「発達障害」と診断された人以外も対象となる点です。
たとえば仕事が長続きせず短期間で仕事を転々としている人や、発達障害の疑いのある人も含まれます。
「コミュニケーションに困難を抱えている人」であればいいのかもしれませんね。
このプログラムが実際どの程度効果があるのかわかりませんが、コミュニケーションが苦手で仕事に困っている人は、このようなプログラムもあるということは知っておいて損はないでしょう。
ただし対象となる年齢は34歳以下となり、それ以上の人は支援の対象外となるようです。
以下が厚生労働省による説明です。