対人関係の苦手な人は、家庭教師の仕事が向いているかもしれません。
その理由をいくつか紹介します。
目次
1.「(気の合わない)上司や同僚がいない」
対人関係の苦手な人の中には、上司や同僚との人間関係で苦労する人も多いと思います。気の合わない上司や同僚と毎日のように顔を合わせなければならないと思うと、気が滅入る人も多いのではないでしょうか。
しかし、家庭教師の仕事は上司や同僚がいないので、人間関係のストレスを抱えることはありません。
2.「相手が子ども」
対人関係が苦手という場合、多くは大人のことが苦手という場合が多いと思います。しかし、家庭教師の場合は相手が子どもなので、その心配はありません。
3.「一緒にいる時間が短い」
特定の人たちと同じ場所に8時間かそれ以上ずっと一緒にいることは、ときにストレスになる場合があります。特に気の合わない人が多い場合だとそうかもしれません。しかもそれが毎日続くのです。
しかし、家庭教師の場合、一回の授業時間は多くて2時間程度のことが多いです。そのため、一緒にいる時間が短いので、たとえストレスのある相手でも気にならないでしょう。
4.「専門性が生かせる」
発達障害の人の適職として、専門性を生かせる仕事がよく言われます。家庭教師も専門性を生かせる仕事なので、特に発達障害傾向で対人関係の苦手な人には向いている仕事のように思えます。
勉強が得意や好き、教えることが得意な人に向いている
ただし、家庭教師の仕事は、対人関係が苦手だからといって誰にでもできる仕事というわけではありません。
勉強が得意、または好きな人で、わかりやすく教えることができる人が向いていると思います。特に理数系が得意な人は重宝されると思います。
年齢を重ねてもできるのがメリット?
また、家庭教師の仕事は年齢を重ねてもできるのがメリットの1つではないかと思います。
40代50代でも家庭教師の仕事をしている人は結構いると思います。
むしろ、未経験の若い人よりも、年を重ねて経験豊富な人のほうが好まれるということもあるかと思います。
収入は不安定、少子化も影響
デメリットとしては、収入が不安定ということがあります。正社員の家庭教師というのはあまり聞いたことがなく、多くの人はフリーランスのような形で仕事をしていると思います。
家庭教師会社に登録をし、そこから仕事を紹介してもらうという感じですね。ですから、紹介がなければ収入はなくなりますし、紹介してもらっても途中で契約が解消されることもあります。毎月安定した収入があるというわけではありません。
また、最近は少子化が進んでいますから、子どもの数も減っています。そのため、家庭教師の仕事自体も減る可能性があるでしょう。
ほかの仕事とのかけ持ちも多い
また、家庭教師をしている人の中には、ほかの仕事とかけ持ちしている人も多いようです。たとえば塾の仕事などですね。ほかにライターの仕事や、漫画家の仕事をしている人もいるようです。
家庭教師だけでは安定しないという人は、ほかの仕事のかけ持ちもよさそうです。特に塾講師だと仕事内容も重なるので、比較的楽かもしれません。