ネットで挙げられている発達障害者に「向いている」仕事と「向いていない」仕事です。
専門家の意見とも重なる部分がありますが、さらに細かい分類になっています。おそらく実際の体験談が反映されているからでしょうか、もしかしたら専門家の意見以上に実際には役に立つかもしれません。
専門家の意見による仕事のリストはこちらです。
ただし、専門家の意見と正反対の仕事もあるので、必ずしも正確ではない点もいくつかあります(例えば専門家によれば「教師」は発達障害に「向いている」仕事と言われていますが、ネット上では「向いていない」仕事にリストされています。)
また、向いている仕事と向いていない仕事両方にリストアップされている仕事もあるので注意が必要です(「コールセンター」は両方にリストされています。)これはおそらく個人差の部分が大きいのでしょう。発達障害者の中にも、コールセンターの仕事が向いている人もいるということです。
発達障害者の人は、このリストを参考に仕事を探してみるといいと思います。
発達障害者に「向いている」仕事
- 研究職
- 研究補助職
- 精神科医師
- 研究系の医師
- 臨床心理士
- カウンセラー
- 物を運ぶドライバー系(ルート配送のトラックドライバー、バイク便ライダー、メッセンジャーなど。但しADHD/ADDが無い場合に限る)
- ポスティング
- 工場の作業員でも出荷や生産に直接関わらない立場のオペレータ(測定、実験、データ取りなど)
- 倉庫作業員
- 清掃員(但し一人作業メインの現場限定)
- 交通量調査員
- 大学教授
- 大学の非常勤講師
- 専門学校や各種学校の講師
- 塾講師(但しバイトに限る)
- 図書館司書
- 自然保護のレンジャー
- デザイナー
- DTPオペレータ
- 校正
- プログラマ(但しSEは無理)
- コールセンターのオペレータ
- 書類整理
- ファイリング
- 行政職の公務員全般
発達障害者に「向いていない」仕事
- サービス業
- 小売業
- 接客業
- 外食産業
- 営業職
- 介護職
- 看護士
- 小中高の教師
- 保育士
- 料理人
- 銀行員
- 経理
- 事務職
- 土木作業員
- 工場の末端の製造工程や加工工程の仕事(ミスがクレームに直結する)
- 警備員
- 交通誘導員
- 警察官
- 消防士
- 自衛官
- 航空管制官
- 海上保安官
- パイロット
- 電車運転士
- 車掌
- 駅員
- バス運転士
- タクシードライバー
- 精神科以外の医師
- 理学療法士
- 鍼灸師
- 整体師
- スポーツ関連
- コールセンターのオペレータ
- ユーザーサポートやトラブル対処担当
- システムエンジニア(SE)
- 歯科衛生士
- 歯科助手
- 作業療法士
- 漁師
- 専業農家
- マンション管理人
- ビルメン
- いわゆる「士業」全般
大人の発達障害の人が自分に合った仕事を探す時に、「求人・転職サービス」も役に立つかもしれません。
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