熊本の地震で被災した人の中には発達障害者の人もたくさんいるでしょう。
慣れない避難生活で問題を抱える人も多いようです。過去東日本大震災のときも、偏食で配給食が食べれない、パニックを起こしてしまうなどが実際にあったそうです。見知らぬ人たちとの共同生活もかなりストレスになるだろうと想像できます。中には避難所生活を避けて車中生活を送る家族もいたそうです。
被災者の人たちは生活をするだけで精いっぱいで、なかなか余裕はないかもしれませんが、障害者の人たちへの適切な支援や配慮が行われるといいですね。
熊本県などでの一連の地震で、多くの住民が避難生活を強いられている。自閉症など発達障害がある人の中には、環境の変化に対応するのが難しいため、パニックをおこしたり、共同生活になじめなかったりすることがあるので配慮が必要だ。
参考記事:発達障害者に支援や配慮を 避難生活なじめずパニックも
偏食で配給食が食べられない▽見守りが必要で配給の受け取りに行けない▽夜中に目を覚まして声を出してしまう――など、障害特有の行動で、本人だけでなく、家族の負担も大きかった。周囲に遠慮し、避難所生活をあきらめて車中生活を送った家族もいた。
参考記事:発達障害者に支援や配慮を 避難生活なじめずパニックも
記事によると、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の発達障害情報・支援センターが東日本大震災でのアンケートを元に支援の冊子を作ったそうです。支援に関する情報はこちら「災害時の発達障害児・者支援について」で見られるそうです。