ADHDの人は、「日記」を書くのが良いです。
なぜ日記がおすすめか、その理由をいくつか紹介します。
1.「忘れっぽさをカバー」
ADHDの人は、忘れっぽいと言われます。
しかし、日記を書けばカバーできます。日記を見返せば、よく忘れてしまいがちなイベントや出来事などがわかるので、注意できるからです。
忘れっぽさは直せなくても、何を忘れやすいのかがわかれば対処できます。
2.「恥の感情を減らす」
英語のことわざに、「問題を共有すると問題が半減する」があります。
日記に書くことも、問題を共有することにつながります。そして、それが恥の感情を減らします。
また、文章にすることで何が起こったのかを認識でき、自分の感情の整理にも役立ちます。
3.「思考のループを壊す」
何度もぐるぐると考えてしまう、「思考のループ」になることはありませんか?私もよくあります。
対処するには、考えを書き出して頭の中から紙の上に出すと良いです。
思考のループが起きる原因の一つは、問題が適切に解決できていないことが原因です。日記に考えを書き出し、整理することが解決の一歩になります。
また、悩みや心配なども紙に描き出すことで減らせます。
4.「よく眠れる」
夜眠れない原因の一つは、意識が忙しくなるからです。
日記を書いているときは意識が忙しくなります。そのため、眠る前に日記を書き意識を忙しくすることで、眠る時には意識が静かな状態でいられます。
5.「先のことに意識が向く」
日記を書くと、先のことに意識が向きます。
これは受身ではなく主体的になることを意味します。そして、先のことに意識が向くようになると、ストレスが減り人生が楽しくなります。
「ブログもおすすめ」
最近ではブログを日記代わりにする人も多いと思います。
ブログは様々な人と交流ができますし、アドバイスをもらえることもあるのでおすすめです。
一方で、トラブルもあるので、誰にも見せたくない内容の場合は非公開設定が良いでしょう。
個人的には、誰にも見せない日記と、公開する日記(ブログ)の2つを使い分けると良いように思えます。
参考記事:Why Journal Writing is Helpful If You Have ADHD