中央省庁で新たに4000人の障害者の雇用を目標にするそうです。
https://www.asahi.com/articles/ASLBM3CXXLBMULFA004.html
中央省庁での障害者の法定雇用率を満たすため、統一試験による採用を実施するなどし、2019年末までに約4千人を新たに採用する目標を掲げる。
これは、中央省庁で障害者の雇用数を水増ししていた問題で、約3400人の雇用が不足していたことが判明したからです。
2019年1~2月をめどに、障害者を対象とした初の統一試験を実施するそうです。試験を受けてから、省庁ごとに面接を受ける流れのようです。職種は常勤の事務職のみのようです。
障害者の仕事は不安定だったり、給料が低かったりすることが多いと思います。その点、省庁ですので仕事は安定していますし、労働条件はかなり良いと思われます。給料も悪くはないでしょう。
4000人という数もかなり多いと思います。これほどの人数が採用されることはこの先あまりないように思われます。不祥事が要因ですが、ある意味チャンスと言ってもよいかもしれません。
ちなみに中央省庁とは、「内閣府」「総務省」「法務省」「外務省」「財務省」「文部科学省」「厚生労働省」「農林水産省」「経済産業省」「国土交通省」「環境省」「防衛省」「国家公安委員会」の「1府12省庁」のことです。
参考記事:障害者採用、新たに4千人目標 政府、水増し受け促進策 /障害者、来年度4000人雇用目標=年明けにも初の統一試験―政府