ネットで見つけた女性の相談を紹介します。
40代の無職のお兄さんが、70代のお父さんと同居しており、生活費はお父さんの年金に頼っているとのことです。
お兄さんは仕事をしても続かず、今はアニメやゲームに熱中して自立する様子はないとのことです。
無職の兄(40代前半)が70代の父と同居しており、生活費は父のわずかな年金です。
兄を金銭的に補助する気にはなれず、私(妹・30代)は実家に戻る予定もありませんが、どうにか二人を救う方法はないでしょうか。
兄は何かあると逃げ出す癖があり、専門学校中退後、勤めても長くて半年しか続かず、ここ二年近くはおそらく職に就いていないと思われます。
漫画・アニメやゲーム・テレビ・巨人が好きで、そのためなら寝る間も惜しむようですが、就職活動といえば週2程度10時過ぎに職安に行くといって出かけることくらい。
帰ってきて父が尋ねても、車の免許がないから仕事がないなどと、自分が失効させた(父に出してもらった更新のお金を使い込んだ)ことを棚に上げて、世の中が悪いかのような物言い。
この相談に対する回答は、お兄さんの「発達障害」を疑うものが多いです。
このお兄さんには「対人関係が上手く出来ず、社会適応性が乏しい。それとは別に、自分の興味を持つものには積極的で、空気を読まずに主張、行動的」という発達障害の特徴が見えるようにも思えます。
そうだとしたら、すぐに自立を促すのではなく、まずは専門家の診断を受けたりするほうが良いのかもしれません。
このような人はあまり表には出てきませんが、私の周りを見ても案外多いような印象を持ちます。
発達障害というのはここ最近で急激に知られるようになりました。おそらく、このお兄さんの若いころは発達障害はほとんど知られていなかったと思います。そのため、早くに診断を受ける機会がなくそのまま年を取ってしまった可能性もあります。
気持ち的には自立してほしいという思いが強くなるかもしれませんが、すぐに自立を促すのではなく、まずは外部の専門家に相談するほうが、遠回りに見えてベストな対応なのかもしれません。
参考記事:無職の兄(40代前半)が70代の父と同居しており、生活費は父のわずかな年金です。
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