障害者の人で、リゾートバイトをしたいという人も多いと思います。
リゾートバイトで障害者雇用というのはあるのでしょうか?
私が調べる限り、残念ながら公に障害者雇用を掲げているリゾートバイトの求人はありませんでした。
そのため、障害者の人がリゾートバイトをしたい場合、基本的にクローズ(障害を表にしない)で働くことになります。
ただし、少ないですが障害者を積極的に雇用しているホテルなどがあり、そのようなところで募集があるか探してみるのも良いです。
たとえば北海道のあるホテルでは、従業員に知的・発達障害者を積極的に雇用しています。このホテルは全館バリアフリーのホテルで、障害者のお客さんが優先されるホテルです。ですから従業員も障害者のほうが良いのかもしれません。
このようなところであれば、配慮を得ながら働くことができるでしょう。
次に障害者がリゾートバイトで働くメリットとデメリットを紹介します。
障害者がリゾートバイトで働くメリット
リゾートバイトで障害が改善
リゾートバイトの職場の多くは、自然豊かな場所にあります。
精神疾患を抱えた人は、自然豊かな場所に行くと、自然に癒され精神疾患が良くなる可能性があります。
特に、沖縄など、暖かい場所に行き日の光をたっぷり浴びることで、うつ病などの改善が期待できます。
また、リゾートバイトでいろんな人と友達になることで、対人恐怖症などの改善も期待できます。
リゾートバイトは場所や人など、周囲の環境をがらりと変えることができるからです。
ですからうまくいけば、障害者の人がリゾートバイトをすることで、お金を稼ぐ以外のメリットもあります。
障害者がリゾートバイトで働くデメリット
リゾートバイトは忙しい
リゾートバイトのデメリットは「忙しい」ことです。
リゾートバイトは夏や冬の、お客さんがたくさん来る時期に募集されます。ですから、リゾートバイトの仕事は忙しいことが多いです。バカンスのイメージとは違います。
障害者の人が健常者の人と同じようにリゾートバイトで働く場合、健常者と同じような働きを求められるでしょう。お客さんがたくさん来る中、忙しく効率的に動き回る必要が出てきます。
また周囲の人も忙しいことが多いので、仕事ができない人を気遣ってくれることはあまりないでしょう。
もしかしたら障害が悪化する可能性もあるかもしれません。
その点は障害者の人がリゾートバイトで働くことのデメリットです。
仕事と生活が一緒、人とずっと一緒にいられる?
リゾートバイトは寮などに入ることが一般的です。
寮の中には部屋が複数の人と一緒という場合があります。もしかしたらそのほうが多いのかもしれません。
仕事で一緒に働く人が、家に帰っても一緒なのです。
これに息が詰まるという人もいるかもしれません。
もちろんリア充大学生の場合はむしろそれを楽しめるかもしれません。
しかしそうじゃない人、一人の時間が必要というは大変かもしれませんね。
また仕事で一緒に働く人が苦手という場合、生活する場所も一緒だと逃げ場がないですよね。
ただし、個室がある場合もあるので、一人の時間が欲しい人は個室のあるリゾートバイトを選んだほうがいいでしょう。
まとめ
以上の内容をまとめると、
・リゾートバイトに障害者雇用はほとんど見つからない。クローズで働くことが一般的
・障害者を積極的に雇用するホテルなどは募集があるかも?直接問い合わせてみては
・リゾートバイトで障害が改善される可能性も
・リゾートバイトは仕事が忙しい
・複数の人と同じ部屋で生活することが多い
もし障害のある人でリゾートバイトをやってみたいという人は、なるべく忙しくなく、余裕のあるところのほうがいいかもしれませんね。また、個室など、一人になれるスペースを確保することも重要です。
リゾートバイトはネットの口コミがたくさんあるので、それを調べてみてもいいかもしれません。
またできたら最初は短期のほうがいいかもしれません。しんどくなっても期間が短ければ安心できるからです。
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