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ADHDの女性の3人に1人が貧困状態!?最新の研究で明らかに

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カナダのトロント大学の最新の研究によると、ADHDの女性は、精神的・健康的な問題を抱えており、さらに貧困状態の人も多いそうです。

A recent study discovered THIS surprising fact about anxiety and ADHD
A new study by the University of Toronto has found that women with ADHD are “much more likely to have a wide range of…

具体的には、ADHDの女性の間での精神的な病気はとても多く、46%が自殺を考えるほどの重症です。また36%が一般的な不安障害、31%がうつの症状を抱えているそうです。さらに39%が人生で一度は薬物中毒の経験があるそうです。

これはADHDではない女性と比べると、とても高い数字です。重症の精神病は4倍、一般的な不安障害は2倍、うつの症状と薬物中毒は2倍の数字になるそうです。

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精神的な問題が、金銭での問題を引き起こす

またこの精神面での問題が、ADHDの女性の「金銭的な問題」の原因にもなっているそうです。

研究では、ADHDの女性のうち約37%、3人に1人は、衣食住という最低限のお金にも苦労しているそうです。いわば貧困状態にあるといっていいでしょう。それに対して、ADHDではない女性の場合、苦労している人は13%だけです。

おそらく、ADHDの症状が、ADHDの女性を貧困状態にしてしまうのかもしれません。

たとえばADHDの女性の多くは精神的な病気を抱えているため、普通に働くことができなかったり、またストレスなどで衝動的に買い物をしてしまう、金銭管理が上手にできないため、貧困状態に陥ってしまうのではないでしょうか。

研究者によると、ADHDの女性の多くが、問題があることには気がついてはいるそうです。しかしなぜ問題が起きているのかがわからないのだそうです。

ADHDを「男の子の障害」として見るのは止めるべき

トロント大学の研究者は、この研究によって、多くの人がADHDは「男の子の障害」という考えを改めることを期待しています。

多くの人は、ADHDを主に男の子の障害として考え、女の子や女性とは関係がないのものだと考えています。

しかし反対に、今回の研究ではADHDの女性の多くが精神的な病気や、身体的な健康、貧困に苦しんでいることが明らかになったからだそうです。

日本ではどうか?

今回の研究は、カナダのADHDの女性が対象となっています。それでは日本のADHDの女性はどうなのでしょうか?

日本でもまだまだADHDは男性というイメージが強く、ADHDの女性というのはあまり理解されにくい存在のように思えます。

ただ最近になって、日本での「女性の貧困」が注目され始めているように思えます。

貧困に喘ぐ女性の現実の記事一覧 | 東洋経済オンライン
この連載では、女性、特に単身女性と母子家庭の貧困問題を考えるため、「総論」ではなく「個人の物語」に焦点を当てて紹介している。貧困に苦しむ読者からの取材申し込みを随時受け付けており、その中から取材先を選定している。個々の生活をつぶさに見ること...

もしかしたらこの貧困女性たちのなかにも、「ADHDの女性」が多く含まれているのかもしれません。

今後のさらなる研究が期待されます。

参考記事:A recent study discovered THIS surprising fact about anxiety and ADHD


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