ADHDの人は離婚する人が多いそうです。
実際にデータがあるかどうかはわかりませんが、定型発達の人よりも問題が起こりやすいことは確かのように思われます。
そこで、ADHDの人が陥りやすい関係が壊れるパターンを紹介します。
1.「結婚すると態度が激変」
ADHDの人は恋愛中「過集中」になることが多いです。
相手を「世界の中心」のように扱い、愛します。
しかし、結婚すると過集中がなくなるため、相手には態度が激変したように見えるのです。
しかし注意が必要なのは、これは愛情がなくなったわけではありません。
2.「小言を繰り返す」
定型発達のパートナーは、ADHDの人の注意散漫な行動に小言を言うことがよくあります。しかし、小言を言っても解決にはなりません。
なぜなら、ADHDの人はわざとそうしているのではなく、ADHDの症状でそうなっているからです。
むしろ、小言を言うことで関係が悪化する可能性があります。
3.「親と子どもの関係になる」
定型発達のパートナーが責任ある「親」になり、ADHDの人が無責任な「子供」になるパターンが多いです。
このパターンは定型発達のパートナーがADHDの人を信頼できなくなり、責任を一手に引き受けることから生まれます。
しかし、このような関係は問題が多いです。
一番よいのはADHDの人が治療を受け、子どもではなくパートナーの役割に戻ることです。
4.「家事分担の不平等」
ADHDの人がパートナーの場合、定型発達の人がより多くの家事をする傾向があります。
しかしそうなると、定型発達の人はそれに不満を覚えるようになります。