最近ひきこもりについての内閣府の調査が行われました。
調査によると、一番多いひきこもりの期間は「7年」以上ということが判明しました。
割合にすると35%で、前回の調査と比べて2倍の結果となりました。
ひきこもりの期間は、前回調査では「1~3年」が最も多く30.5%だったが、今回は「7年以上」が最も多く約35%を占めており、前回調査の約17%の2倍に上っている。
ただし、ひきこもりの人の人数は減っています。
内閣府の今回の調査では、ひきこもりの人の数は、前回の2010年の調査に比べて減っていた。
ひきこもりは減っているが、抜け出せない人は増えている
この結果を見ると、新しくひきこもるになる人は減っているが、ひきこもりからなかなか抜け出せない人は増えているということなのかもしれません。
ひきこもりが長期化している理由の一つとして、日本では履歴書の空白期間がマイナスになるということが関係しています。
もしひきこもりの人が社会復帰をして就職しようとしても、ひきこもりの間の空白期間のせいで就職ができくにくく、その結果としてひきこもりが長期化してしまいます。
そして、長期化すればするほどますます社会復帰できなくなるという悪循環につながってしまう可能性があります。
これはひきこもりの人の問題だけではなく、社会がどうひきこもりの人を受け入れるのかという問題でもあると思います。
ひきこもりの人は、就労移行支援を利用するのがおすすめ
ひきこもりの人は、「【LITALICOワークス】」などの就労移行支援を利用するのも1つの方法だと思います。障害者手帳がなくても、医師の診断書があれば利用できます。
パソコンの勉強や、ビジネスマナー、模擬就労など、さまざまなことが勉強でき、すぐに働くのが不安という人にぴったりだと思います。
参考サイト:<ひきこもり>「7年以上」最多の35% 前回調査の2倍に