学生を悩ませるものが就活ですよね。現在(9月)時点で、(大)学生の就活は大詰めを迎えているそうです。
私も経験があるのですが、就活は人によって差が出るものです。同じ学校の中でも、複数の企業から内定を取れる人もいれば、一社も内定を取れず苦労をする人もいます。この差は何なのでしょうか。
以下の記事では、内定を取れない学生の原因が「発達障害」である可能性が指摘されています。
発達障害のある人は対人関係やコミュニケーションが苦手な場合が多いが、学生のころには学業に問題がなければ「ちょっと変わった人」「個性的」で済む。ところが就活のフェーズを迎えると、この問題が顕在化するのである。
彼らが特に苦手なのが「面接」だ。採用担当者から尋ねられたことに対して、的確かつ簡潔に答えることが難しい。相手の顔色から感情や場の空気を読むことが求められるのに、うまく対応できず失敗してしまう。
内定が取れない学生は面接で落とされることが多いようです。面接で落とされる人には対人関係能力が不足していることが多く、そのような人は発達障害の可能性があるそうです。
私自身も書類選考は通るが面接で落とされるということが何度もあり、これはなんとなくわかります。
自らの特性を受け入れることが大切
大学職員の人は、発達障害の傾向がある学生には、「自らの特性」を受け入れることをすすめています。医療機関を受診するようにすすめることもあるそうです。
もちろん発達障害だからといって、どんな仕事にも就けないわけではない。誰にでも向き不向きがあるように、自分が苦手な仕事をうまく避けながら、得意な能力を発揮する可能性がある。ただし、それには「自らの特性」を受け入れることが前提だ。
記事にもあるように、学生時代に周りから「少し変わった人」と言われる人たちは、学生の間は問題なくても、就職活動や社会人になると苦労することがよくあるようです。私自身も同じような感じです。
そのような人の中には発達障害と診断される人もいると思います。無理をして普通の人と同じように振る舞うよりも、自らの特性を受け入れることのほうが大切なのかもしれません。
就活に苦労している人は、就職・転職サービスを利用するの一つの方法だと思います。専門のカウンセラーがいるので、その人たちに相談すると、自分に合った仕事や会社を紹介してくれます。
たとえば、「障害者の就・転職ならアットジーピー【atGP】」(障がい者向け)などがあります。
参考記事:無い内定の原因は「発達障害」かも? 大学職員も危惧「自己の特性をよく理解して、進路を決めて欲しい」