女の子のASD(自閉症)に見られる特徴を紹介します。
次の記事を参考にしました。

リードしてくれる友だちに頼ることが多い
学校では一日中、リードしてくれたり、話し相手になってくれる友だち(たいていは女の子)に頼ります。
興味関心を持つ対象が限定的
興味を持つ対象が非常に限定的です。たとえば、自閉症の女の子は、テレビ番組のキャラクターや、場所、小道具、または俳優について延々と話すかもしれませんが、テレビ番組自体についてはほとんど、あるいは全く知りません。
敏感
大きな音、明るい光、強いにおいなどに異常なほど敏感です。この症状は、女の子と同様に男の子にもよく見られます。
自分の興味のあることだけを話す
会話は自分の興味のある話題に限定されます。自分の興味のあることだけを話し、他の人の反応はあまり気にしません。このため、集団に加わったり、友人を作ったりすることに支障をきたすことがあります。
感情の爆発
不満を感じたときに、感情をコントロールするのが難しいです。年齢不相応の「感情の爆発」を起こすことがあります。
抑うつ、不安
抑うつ、不安、不機嫌の度合いが強いです。これらは自閉症に特有の症状ではありませんが、気分障害と強迫性障害の両方と関連があると言われています。
以上が自閉症の女の子に見られる特徴です。
また、女の子一般によく見られる特徴なため、見逃されやすい自閉症の特徴は以下です。
周りの女の子になじめない
友達を作ったり、関係を続けるのが苦手です。「空気を読む」ことができません。周りの女の子に「なじむ」のに苦労します。行動や髪型、ファッションなど、あらゆることです。
「おとなしい」「内気」
学校やその他の社会的な場面で「おとなしい」「内気」と言われます。それはすべてのケースで自閉症というわけではありません。しかし、言葉の問題から、友達との会話に飛び込んだり、授業中に手を挙げたり、社会的な場面で素早く反応することが難しくなることがあります。
受動的
非常に受動的です。受動的な行動は、何をしたらいいのか、何を言ったらいいのかがわからないので、できるだけ自分からは動かないようにすることで安全策をとっているというサインです。
女の子のASDは見逃されやすいと言われますが、特に女の子一般に見られる特徴とASDの特徴が似ているというのが理由の一つとしてあるようですね。