発達障害の人で仕事に苦労している人も少なくないと思います。
仕事が続かず、転々としている人もいるでしょう。私もその一人です。
「天職」が見つかればいいですが、なかなかそう簡単にみつかるものでもありません。
しかし、以下の記事では、「天職」を見つけたという発達障害の26歳の男性が紹介されています。
天職はプログラマー
この男性の天職はずばり「プログラマー」だそうです。現在もSEとして会社員をしているそうです。
男性は不登校やひきこもり、いじめなど辛い経験もしてきたそうですが、プログラムと出会ったことで、社会人として働けるようになったようです。
ただし、この男性によると、プログラマーの中でも特にプログラムの「テスト」をするテスター作業がASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー)の人に向いているそうです。
「厳密に言うと、ASDの人はSEよりもプログラマーのほうが向いていると思います。SEはプログラムだけでなく設計もするんです。でも、プログラマーはただプログラムのテストをするという単純作業です。だから、目の前に来たものをひたすらテストし続ける、テスターみたいな役割が向いているのではないでしょうか」(宮長さん)
以前からプログラマーの仕事は発達障害の人に向いていると言われますが、この男性もまさにその通りという気がします。
ただし、もちろんプログラマーが向いていない発達障害の人もいるでしょう。学習障害を抱えた人もいますし、プログラムが理解できない、好きになれない、という人もいるでしょう。
ですから、この人のケースを一般化するのは少し危険で、あくまでうまくいった特殊例のようにも思えます。
しかし、もしプログラマーに興味のある人は、一度勉強をしてみたりしてもよいかもしれません。プログラマーの募集は多いですし、給料も高いです。
参考記事:26歳「発達障害」の彼がやっと見つけた天職