対人関係苦手な人は友人も少なく、ひとりぼっちになりやすいと思います。
一般的にひとりぼっちはマイナスのイメージが多いですし、実際にひとりぼっちの状態は何か悪いことのように思うことも少なくありません。
しかし、以下の記事によると、ひとりぼっちの時間は必ずしもマイナスなものではなく、むしろプラスになる可能性もあるようです。
そしてちゃんと一人になれる人だけが、他人に優しくなれる人なんです。つまり群れの中でもより自由にパフォーマンスできる。だから、群れの中にいるんだけど頭ひとつだけぴょこんと上に出してクリアにクールに生きよう、というのが自戒も含めて提示していきたい。
つまり、1人になれる人は、他人に優しくなれ、集団の中でも自由に行動できるという長所があるようです。そして、そのような人のほうが、実は対人関係で悩まなかったり、苦手意識を持たないのかもしれません。
しかし、注意が必要なのは、ただ人を避けてひとりぼっちになれば良いというわけではないようです。大切なのは「対象に没入」することのようです。
僕が提案する「ひとりぼっち」は、対象に没入する心のあり方です。森を歩く、大きな木に抱きついて木と一体感を味わう、お月さまの光を浴びて光と溶けていく心持ちになる。そういう自然と同調する、一体になるひとりの時間は、全然寂しくない。むしろすごく明るくて気持ちのいいものだし、心が豊かに満たされるんです。
「人」ではなく、「自然」や「物」に没入することが重要なようです。また自然以外でも、「旅をする」「部屋を片付ける」「古典やSFに触れる」などの方法も提案されているようです。
確かに、対人関係が辛いときなども、旅をしたり本を読んだりすると、リフレッシュできることがありますよね。
ひとりぼっちになるとついつい対人関係を求めてしまったり、思い悩んでしまいがちです。しかし、対人関係が苦手な人ほど、1人の時間を大切にして、意識を人以外のものに向けることが大切なのかもしれません。
参考記事:日本人には、欧米の個人主義とは違う自立がある。精神科医・名越康文さんに聞く、”ひとりぼっち”の効能
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