アスペルガー症候群や高機能自閉症障がいの人に向いていると言われる仕事を紹介します。
比較的誰にでもできそうで、意外?にも思える仕事もいくつかあるように思えます。
1.「タクシー運転手」
アスペルガー症候群や高機能自閉症障がいの人は長期記憶が優れていて、また地図全体や通りを視覚化して記憶する能力の高い人が多いそうです。
そして、これはタクシー運転手に求められる能力と同じです。そのため、タクシー運転手に向いていると考えられるようです。
また、人とのコミュニケーションも少ないため、コミュニケーションが苦手な人でもできる仕事だそうです。
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2.「庭師/ガーデニング」
アスペルガー症候群や高機能自閉症障がいの人は、外で働くと幸せを感じる人が少なくないそうです。
また、庭のデザインはクリエイティブな仕事なので、細かい間違いを指摘されることも少ないそうです。
加えて、ガーデニングの仕事は自閉症の人を「癒す」効果があると言う人もいるそうです。
3.「動物看護士/獣医をサポートする仕事」
自身もアスペルガーである獣医師によると、アスペルガーや自閉症の人は人間と関わるのが苦手でも動物相手なら問題ないという人が少なくないそうです。
そのため動物看護士などの動物を相手にする仕事が向いていると考えられるそうです。
特に日頃から動物好きな人におすすめでしょう。
4.「自動車整備士」
自動車整備士は特に視覚的な能力に優れているアスペルガーや自閉症の人に向いている仕事です。
この能力によって車のメカニズムを視覚化でき、どこを修理すればよいのかがわかるからです。
また、人と接することも非常に少ないのも特徴です。
ジョン・エルダー・ロビソン(John Elder Robinson)氏がこの良い例のようです。
彼は自閉症の作家で自閉症に関する発言を行っている人物ですが、自動車整備の工場も経営しているそうです。最初は小さなガレージで始めたそうですが、それが大きな会社に成長したそうです。
5.「図書館司書」
図書館司書の仕事はできるだけ人とのコミュニケーションを避けたいアスペルガーや自閉症の人に向いているようです。
この仕事は図書館利用者と接することもありますが、決まりきったものなのでそれほど苦労しないようです。
6.「統計の専門家」
アスペルガーや自閉症の人は、細かい部分が気になったりミスが耐えられないという特徴があります。
そして、この特徴は統計の専門家の仕事で求められるものと同じです。そのため、統計の専門家の仕事に向いていると考えられます。
また、多くの企業では統計の仕事をする人を必要としており、仕事の需要が高いこともメリットの1つのようです。
『発達障害の自分の育て方』という本の著者である岩本友規さんも、データアナリストとして表彰も受けたことがあるそうです。
まとめ
以上です。
紹介した仕事は比較的誰にでもできる仕事のように思われます。
私の場合は「図書館司書」が向いているような気がします。本が好きですし、図書館にいると落ち着きます。
これは自分の適性と照らし合わせて選ぶと良いのではないでしょうか。
また、ほかにも「会計士」や「プログラマー」「ジャーナリスト」も向いている仕事のようです。
参考記事:Best Jobs for Adults with High-functioning Autism or Asperger’s Syndrome