一般的に、ADHDには「3つのタイプ」があると言われます。
それは、(1)「多動性・衝動性タイプ」(2)「不注意タイプ」(3)「混合タイプ」の3つです。
(1)の「多動性・衝動性タイプ」は、元気に活動的に動き回るタイプです。それに対して、(2)の「不注意タイプ」は、物を忘れたり、時間に遅れるタイプです。
同じADHDでも、「多動性・衝動性タイプ」と「不注意タイプ」特徴が違うのです。また、2つの特徴が混合している「混合タイプ」もあります。
今回はADHDの「不注意タイプ」の特徴を紹介します。
もしこれらの特徴が多く当てはまるなら、あなたはADHDの「不注意タイプ」なのかもしれません。ストレスを悪化させないための対処が必要です。
目次
1.「集中することが苦手」
2.「話を聞いていない(ように見える)」
会話中、他の人には話を聞いていないように見えてしまいます。
3.「大切な記念日などを忘れる」
親しい人から、大切な記念日や思い出などを忘れていると文句を言われます。
4.「部屋が散らかっている」
5.「物事を最後までやり遂げられない」
物事を最後までやり遂げられません。特に退屈に感じられる事はその傾向が大きいです。
6.「どうしてもミスが出る」
いくら集中して作業をしても、どうしてもミスが出てしまいます。
7.「細かい仕事がとても苦手」
税金の計算など細かい仕事がとても苦手で、大きなストレスになります。
8.「口頭または書面での指示に従うのが難しい」
9.「よく約束に遅れたりすっぽかしてしまう」
10.「大切なものをよく失くしてしまう」
鍵や財布、パスポートなど、失くしたら大変なものをよく失くしてしまいます。
11.「人から空想家(夢見がち)だと言われる」
12.「周りのノイズや騒音がとても気になってしまう」
13.「疲れやすい」
14. 「「もっと頑張りなさい」と言われる」
実際は頑張っているにもかかわらず、学校で先生からよく「もっと頑張りなさい」と言われます。
15.「よく物事を先延ばしにしてしまう」
以上がADHDの「不注意タイプ」の特徴です。私はおそらくすべて当てはまります・・・。
社会生活を営む上で、ADHDの中でも不注意タイプの人は特に困難が大きいような気がします。