ADHDや学習障害を持つ有名人たちの言葉を紹介します。
多くの人はADHDをポジティブにとらえています。成功したからそう思えるのだとも言えますが、こういう考え方もあると参考にしてみると良いかもしれません。
特に気分が落ち込みがちな人にはいいかもしれません。
目次
1.「アダム・レヴィーン(歌手)」
あなたは一人ではありません。同じことを経験している人がほかにもいます。
アダム・レヴィーンはアメリカのシンガー・ソングライター、ギタリストです。10代のときにADHDの診断を受けました。
彼は現在もADHDの症状に苦しんでいるそうです。
しかし、ADHDは悪いことではなく、また、ADHDでない人と自分を違う人間のように思うべきではないそうです。
2.「デビッド・ニールマン(起業家)」
もし(ADHDの症状がなくなり)普通の人間になれるとしても、私はADDであることを選ぶでしょう。
ジェットブルー航空の創設者であるデビッド・ニールマンは、その型にはまらない考え方でeチケットを発明し、航空会社を設立しました。
「ADHDによって、無秩序や先延ばし、集中力の欠如、そのほかさまざまな悪いことが起こります。他方で、創造性が高くリスクを冒して行動できるというメリットもあるのです。」とデビッド・ニールマンは話します。
3.「デビー・フェルプス(金メダリストマイケル・フェルプスの母親)」
(息子が)ADHDと診断されたことで、私はそれが間違っていることを証明したいと思うようになりました。
デビー・フェルプスは、金メダリストマイケル・フェルプスの母親です。
彼女は自分が協力すれば息子はどんなことでも達成できるということを知っていました。彼女は息子の弱みではなく強みを見ることで、 ハンディキャップを克服する助けをしたのです。
ほかの人があきらめてしまった後でも、息子を助けるための方法を探し求めたそうです。
4.「スティーブン・スピルバーグ(映画監督)」
映画は私を恥から救ってくれるものでした。
映画監督のスピルバーグはディクレシア(学習障害)だったそうです。そのため、学校で恥をかいたりいじめられたりもしたようです。
学習障害の人に向けたメッセージを求められた際に、以下のように語ったそうです。
「あなたは一人ではない。そして、逆境の中でも信じた道に向かって突き進むことができます。」
5.「ジョナサン・ムーニー(社会起業家)」
本当の自分を変えることはできません。また、他人に(自分が誰であるかを)聞くべきでもありません。
ジョナサン・ムーニーは学習障害のある社会起業家です。
幼い頃、ジョナサン・ムーニーは落ち着きがなく、それでよく叱られたそうです。しかし、その彼の特徴が成功の鍵となったようです。
「ADHDは欠点ではありません」と彼は話します。さらに、ADHDと診断された人はそれを祝福するべきだとも話します。
その贈り物(ADHD)には問題もあり、問題に対処する必要もあります。しかし、それは病理ではないそうです。
参考記事:10 ADHD Quotes to Save for a Bad Day