ADHDの人が周りの人に理解してもらいたいことは何でしょうか?
そこで、実際のADHDの人の声を参考に、理解してもらいたいことをいくつか紹介します。
目次
1.「ADHDが「現実」であることを信じてほしい」
ADHDは生まれつき脳に何らかの機能異常があると考えられています。
そのため、ADHDは他の体の部分の機能異常とそれほど違わない(たとえば、インスリンの不足が糖尿病につながるなど)ことを理解してほしいです。
2.「批判的な態度をとらないでほしい」
家ではパートナーがなかなか理解してくれない、仕事でも能力不足が原因で無視や誤解されたりするので、批判的な態度をとらないでほしいです。
3.「「ときどきADHDになる」などと言わないでほしい」
このようなコメントは、ADHDの人の毎日の苦労を軽視してしまいます。
4.「もっと許してほしい」
5.「ADHDの症状はいずれなくなるだろう」
「ADHDの症状はいずれなくなるだろう、年をとったら良くなるよ」などと言わないでほしいです。
6.「見た目でわからない障害のほうが対処が難しい場合も」
見てわかるような障害よりも、見た目ではわからない障害に対処するほうが難しい場合があります。そのことを理解してほしいです。
7.「ADHDは製薬会社の陰謀」
「ADHDは存在しない、製薬会社の陰謀だ」などと言わないでほしいです。
参考記事:“I Wish Non-ADHDers Would…”