大人になると友だちを作る機会が減りますよね。
特に、ADHDの人は友達が少ない人が多いです。
そこで今からでもできる、友達の作り方を紹介します。
目次
1.「友達のリストを作る」
過去と現在の、すべての知人と友人のリストを作りましょう。
アドレス帳、携帯電話、Eメールを調べましょう。それから一緒にいて楽しいと思える相手を書き出しましょう。
そしてその相手に連絡を取り、ランチの約束をしたり、電話でおしゃべりをしましょう。
2.「自分の楽しめる活動に参加して、友達を作る」
あなたが楽しめる場所に行くのも、友達を作る良い方法です。
何か共通点がある相手とは、会話を始めるのも簡単です。インターネットや地元の情報誌などで、楽しめる活動を探しましょう。
料理が好きなら料理教室に参加したり、運動が好きならジムに通ってみましょう。
3.「人の話を聞く技術を高める」
周りの人の話を聴き、理解することに意識的になりましょう。
会話というのは対話のことです。他の人が話すことをあなたが話す必要はありません。会話中、自分がどのくらい話しているかに注意しましょう。
そして、代わりに友達の言葉に同調して、友達が話していることを視覚化しましょう。
4.「質問をする」
友情を深めるための良い方法は、友人のしていることや、何か新しい変化などについて質問することです。
誰にでも聞くことのできる一般的な質問を書き留めましょう。たとえば「今日は何をしていた?」「家族はどう?」「仕事は順調?」などです。
質問のリストをあらかじめ用意しておくことで、他の人に集中することができ、会話の機会を得ることができます。
5.「失礼なことをしない」
大人のADHDの人は、失礼なことをして他人を傷つけてしまうことがあります。
誤解を与えやすい行動や仕草には気をつけましょう。
たとえば腕を組む、口をつぐむ、怒ったように見える表情などです。もし他の人に誤解を与えてしまったら、すぐに謝りましょう。
信頼できる友人や親せきに、何か変なことは言っていないかをチェックしてもらいましょう。
これは私も経験があります。自分ではそんな気もないのに、自然に他人を誤解させてしまう行動をとってしまうのですね。気をつけたいです。
6.「友達は完ぺきではない」
友達や友達になれそうな人に失望してしまう瞬間があります。
しかし失望することがあっても、すぐに友達との縁を切ったりせず、できるだけ大目に見るようにしましょう。そうすれば相手もあなたを大目に見てくれるでしょう。
世の中に完ぺきな人はめったにいません。何かしら欠点があるものです。
7.「感謝する」
何か良いことしてもらったら、感謝の気持ちを伝えましょう。
他人の善意の行動を認めていると、他の人たちはあなたの周りにいたいと思うようになります。
8「自分の強みを探す」
社交的でなくても、他の人があなたと友達になりたいと思う理由はたくさんあります。
自分の強みを書き出してみましょう。
たとえば他人に寛大、ユーモアのセンスがある、親切などです。
他人と接する場に行ったら、自分の強みを思い出して、自分には他の人が友達になりたいと思える価値があるのだと思いましょう。
まとめ
以上が大人のADHDの人が友達作るためのヒントです。
個人的には「自分が楽しめる活動に参加して友達をつくる」のが一番効果的なのかなと思いました。
友達を作ることを目的として友達を作ろうとすると、共通の話題もない場合も多いので、どうしても社交力が必要になってくると思います。しかし趣味などの活動を通してだと、共通の話題が多いので、社交力があまりなくても自然に会話ができると思います。
またこれは友達だけでなく、恋人を作る場合にも役に立つのかもしれません。
参考記事:I Don’t Have Any Friends: ADHD Social Help for Adults