好きな人との最初のデートは、楽しく刺激的ですよね。
しかし、もしその人が「ADHD」だったら、少し混乱するかもしれません。なぜなら、ADHDの人はデート中、あなたにまるで興味がないように見えるからです(本当は興味があったとしても)。
ADHDの人とのデートは、矛盾するメッセージを受け取るように感じられます。
一方では、ADHDの人はあなたが本当に好きです。しかし他方では、ADHDの人は普通のデートの手順に従わないので、あなたのことを好きではないように見えるのです。
そこで、ADHDの人とデートをする時に気をつけたい5つのことを紹介します。ちょっとした誤解で、せっかくのデートが台無しになってしまったらもったいないですよね。
1.矛盾する行動をとる
ADHDの人は、デート中一生懸命になります。それは驚きのものです。3、4時間一緒にいるだけで、とても濃密な時間が過ごせます。特別な感情が湧き、お互いが強く結ばれたと感じられます。デートのおかげで、2人の関係はさらに良くなったと自信を持てます。
しかし、そんな素晴らしいデートが終わった後は、一週間経っても連絡が来ないかもしれません。あなたはきっと混乱するでしょう。
このような矛盾する行動は、普通のデートではあまりないからです。もしデートがうまくいったら、たいてい1日か2日のうちに連絡が来るでしょう。一週間も待つことは普通ありません。
しかし、ADHDの人は、一般的なルールがわかりません。素晴らしい時間を過ごしても、また自分の生活に没頭するのです。そして、その没頭が終わったら、連絡をするのです。
これはADHDの人に共通する行動で、あなたへの気持ち(好きではない)を表しているわけではありません。
2.デート中退屈しているように見える
ADHDの人は、話の間直接相手の目を見るのが居心地悪く感じられます。
デート中は天井を見たり、窓の外を見たり、ほかの人を見たりするかもしれません。たいてい、このようなことをされると、退屈しているのかなとか、話に興味がないのかな、または単純に失礼だと考えてしまいます。
しかし、ADHDの人の行動は、必ずしもそのようなことを意味していません。多くのADHDの人は、視線を一点に集中しておくのが居心地悪く感じられるのです。それで、遠くを見るのです。
3.「普通の」デートのエチケットに従わない
ADHDの人は、社会規範、または「普通の」デートのエチケットに従いません。
もしあなたの最初のデートが、通常のデートの手順とは異なっている場合、不安を感じるでしょう。
しかし、ADHDの人には普通のルールが当てはまらないということに気が付いたら、寛容になれます。2人にとってうまくいくような独自のルールを作ればいいのです。もしあなたにとって何か重要なことがあったら、デートでそれを伝えるようにしましょう。
4.連絡をしない
もしデートの約束をしたのに連絡が来ない場合、それは必ずしもあなたを好きではない、または重要だと思っていない、というわけではありません。ADHDの人は単純に忘れてしまっている可能性があります。
ADHDの人にとって、記憶は大きな問題です。ある瞬間、ADHDの人が「その後連絡するね」と言ったとしたら、それは本当の気持ちで言っているのです(しかし忘れてしまう)。
5.計画をしない
誰かがあなたのことを好きな場合、典型的なデートの手順は、前もってデートの計画を立て、お互いの都合の良い時間を決めることです。しかし、ADHDの人とデートをする場合、急な仕事が入ったなどの理由で、デートの直前にドタキャンされるかもしれません。
そしてその代わりに、突然今からデートしないかと連絡が来ることがあります。これは、ある人にとっては絶対に許せないようなことでしょう。しかしまた別の人にとっては突然のサプライズだと感じられ、楽しめるのです。
参考記事:Tips for Dating Someone with ADHD