栗原類さんは、以前、発達障害であることを告白しました。
そして最近、発達障害に関する本、『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』が発売になりました。
その栗原類さんですが、インタビューで、過去に「地獄のようないじめ」を経験したことを話しています。
特に小学校5年生から中学校3年間は本当に地獄のような日々でした。普通の人が青春を楽しんでいる時期に、僕は「青春なんてクソくらえ!」と思いながら、サンドバックのように、ひたすら言葉の暴力に耐えていました。
参考記事:栗原類、発達障害で周囲に受けた支援を語る 地獄のようなイジメで不登校も
おそらく、栗原類さんの発達障害の何らかの特徴が、いじめられる原因になったのかもしれません。日本の学校は特に人と違うことがいじめの原因になりますから、発達障害の子どもはいじめを受ける可能性が高くなるのかもしれません。
それにインタビューでは、栗原さんがいじめを受けていても、先生は助けてくれなかったそうです。
また興味深いのは、栗原さんをいじめていた子どもも、発達障害だったそうです。
実は、小学生の頃から僕をイジメていた子供が、まさに発達障害を放置されていたコだったんです。
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おそらく現在はだいぶ変わったかもしれませんが、これまでの日本の学校では、発達障害の子どもはただ「少し変わった子」として対処され、特別な対応というのはあまりなされていなかったのかもしれません。私自身の経験を思い出してもそうですね。
しかし栗原類さんはこの地獄のようないじめの経験を乗り越えて、現在はモデルやタレントなどで活躍しているので素晴らしいと思います。
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