ADHDの子どもはスポーツをして運動するのが良いと言われています。
オリンピックで金メダルを獲得した水泳選手のマイケル・フェルプスは、子どものときにADHDと診断されました。しかし、彼は水泳をすることでADHDを克服し、水泳選手として活躍することができました。
マイケル・フェルプスについては以下の記事が詳しいです。
そこで、ADHDの子供が運動をするのにおすすめのスポーツをいくつか紹介します。
1.水泳
水泳選手のマイケル・フェルプスによると、ADHDの症状をコントロールするのに水泳は役に立ちます。
水泳は、集中力や自己管理能力を高めることにつながるのです。
2.武道
武道は、自己管理や規律を学べます。
特に、練習の前に礼をするなど、礼儀作法を身に付けられるのもメリットの1つです。
私も以前空手をやっていましたが、武道はADHDの人によいと思います。個人競技なのもよいですね。
一方で、指導者が厳しい人だったり礼儀作法に非常に細かい場合は、長続きしない可能性もあります。
3.体操
研究によると、体操で体を動かすと子どもの集中力が高まることがわかっています。
4.サッカー/野球
サッカーや野球は、子どもが協調性や忍耐力、スポーツマンシップを学ぶのに役に立ちます。
ただし、集団でするスポーツなので、指導者に配慮をしてもらうよう伝えることなどが大切です。
5.乗馬
馬とのコミュニケーションが子どもに良い効果を与えます。
「乗馬療法」があるくらい、乗馬は心理面にも効果があり、注意力の向上、抑うつの改善効果があります。
ただし、乗馬は費用もかかりますし、乗馬のできる場所も限られてくるので、他のスポーツと比べるとハードルが少し高いような気もします。
6.「アーチェリー」
アーチェリーは、子どもの集中力や自信を高める効果が期待できます。
ただし、危険な道具を扱うので、十分な注意が必要です。
まとめ
個人的には、ADHDの人にはサッカー/野球などのチームプレーが求められるものよりも、水泳や武道など個人でできるスポーツのほうが向いていると思います。
私も以前野球や空手をやっていましたが、野球はチームプレーが苦手だったり、いじめを受けたりして、途中で止めてしまいました。
空手は基本的に一人でできるスポーツなので、比較的長く続いたような気がします。ただし、礼儀作法などあまりに細かい場合は、続かない可能性もあります。
参考記事:Karate or Kickball? Fencing or Football? The Best Sports for Kids with ADHD