女優のアンバー・スミスさんが、SNSに投稿した写真が話題です。
アンバー・スミスさんは女優である普段の自分の写真と、夜パニック障害に襲われている時の自分の写真を投稿し、パニック障害がどのようなものかを伝えようとしました。上の写真は、普段の写真、下はパニック障害に襲われている写真です。
最初の美しい写真と、パニックに襲われている様子の写真のギャップが凄いですね。実際にパニック障害を経験していない人からすると、どのようなものかわかりにくいですが、こうして視覚的に表現されるととても分かりやすいと思います。
またアンバー・スミスさんは多くの人にメンタルヘルスの問題への理解を訴えてもいます。この投稿に多くの人が共感のメッセージを寄せたそうです。
「多くの人たちがメンタルヘルスの問題についてほとんど知っていないし、批判的です。そのことに本当にがっかりさせられてきました。私は長年にわたって、不安障害やうつと闘っています。でも今でも『きっと乗り越えられるよ』とか、『薬なんか飲まなくていいのに。明るくしていればどうにかなるよ』『まだ若いのに、心の病になるなんて』と声をかけてくる人たちがいます」
まだ「うつ病は怠けだ」と言う人や、うつ病のひとに「頑張れ」と励ます人は少なくありません。この社会ではまだまだメンタルヘルスへの理解が足りてないのではないかと思うことがあります。