米食品医薬品局(FDA)は4月2日、6~17歳のADHD患者を対象とした治療薬「Qelbree」を承認しました。
これは米Supernus Pharmaceuticals社が製造したもので、20年以上前にヨーロッパで抗うつ薬として販売されていたビロキサジンをADHD治療薬として作り替えたものです。
Qelbreeは中枢神経刺激薬ではないため、乱用や依存乱用に至る可能性が低いのが特徴です。
今後日本でも承認されるかどうかわかりませんが、子どもにADHDの薬を与えるのが不安という親にとっては良いニュースかもしれません。
参考記事:米FDA、10年ぶりに子ども向けADHD治療薬を承認 / FDA Approves New Nonstimulant ADHD Medication from Supernus Pharmaceuticals