ADHDと「実行機能」

多くの研究によると、ADHDの人は「実行機能」に問題があります。

実行機能とは、他の認知過程を直接調節するより高いレベルの認知過程のことです。

全ての実行機能は、脳の前頭葉で自動的に無意識に働くものです。

実行機能は、「脳のプロジェクトマネージャー」として考えられます。

プロジェクトマネージャーがチームのメンバーに指示と調整を行うのと、まったく同じ働きを行うからです。

実行機能は、ほかの脳の機能を動かす、脳内の中央制御過程の「チーム」に指示を行うのです。

以下が、私たちの毎日の生活に影響を及ぼす実行機能のリストです。

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実行機能のリスト

  1. ワーキングメモリー(記憶しながら作業する)と記憶
  2. 実際の出来事を心に留めておき、情報を操作し、長期記憶の中から保存されたデータを取り出す
  3. 動機付け、活動性、覚醒状態、努力
  4. 仕事を開始し、集中させ、最後まで終わらせる
    感情のコントロール
  5. 欲求不満に耐え、行動に移す前に考えることを優先させる
  6. 言語の内面化
  7. 行動や行為を制御するための心のおしゃべりを管理する
  8. 複雑な問題解決
  9. 問題を細かい部分に分け、部分ごとに調査を行い、解決に向けたアイデアを作り上げる

ADHDの人は、上にリストした実行機能が自動的に起こらない可能性があります。

しかし、実行機能の働きを助けるための道具がいくつかあるので、それを上手に利用すると良いでしょう。

たとえば、時間管理にはタイマーを利用したり、チェックリストを作る、必ずメモをとるなどです。

参考サイト:Executive Functions And ADHD/大人のADHD、重い腰があげられないのはなぜ?

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