「断捨離」とは「不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと」です。ヨガの行法が由来です。
そして最近、「人間関係」の断捨離が流行しています。
人間関係の「断捨離」とは、過去や現在の人間関係で自分に不必要と思った関係は全て切って、一切関係を持たないようにすることです。
人間関係の「断捨離」は自分を変えるため?
人間関係の「断捨離」がなぜ必要かというと、「自分を変える」ためだと思います。
人間は自分をどんな人間かと考える際に周りの人間の情報をあてにします。周りの人間が自分をどう思っているかで、自分がどんな人間かを決定しがちなのです。
しかしその周りの人間の自分へのレッテルが気に入らないものだったら、辛いでしょう。そんな時は周りの人間を変えることで、自分が誰であるかをリセットできるのだと思います。
現在の自分に満足している人は人間関係の「断捨離」は必要ないでしょうが、現在の自分に満足していない人は、人間関係の「断捨離」は自分を変えるための良い方法かもしれません。
ただし、必ずしも周りの関係を変えたからといって、自分をすぐに変えられるわけではありません。新しい関係になっても、また過去の自分と同じように思われてしまう、ということも良くあることだと思います。
ですから関係を変えるだけではだめで、自分なりの努力ももちろん必要だと思います。
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