新聞配達の仕事は、ADHDやアスペルガーの人に向いているのでしょうか?
知り合いの話やネットなどを参考に、新聞配達の仕事の良い点と悪い点を考えてみました。
目次
「新聞配達の良い点」
1.「対人関係が少ない」
新聞配達の仕事は人と接することが少ない仕事です。
そのため、特に対人関係が苦手なアスペルガーの人に良いと思います。
また、社会不安障害のある人が対人関係が少ないという理由で新聞配達の仕事をしているケースもあるようです。
接するのは、新聞を配る家の人や、配達所の上司や同僚くらいでしょうか。
しかし、集金や勧誘の仕事は対人関係が必要なので大変だと思います。
純粋に新聞を配るだけであれば、向いている仕事のように思えます。
2.「適度な運動になる」
新聞配達の仕事は体を動かすので適度な運動になります。
特に、発達障害の人には運動が良いとよく言われます。運動をすると症状が改善する場合があるようです。
また、運動はハードなものではなく「適度」なのでそれも良いと思います。
3.「労働時間が短い」
新聞配達の仕事は1回の労働時間が短いと思います。
朝刊の配達だと、だいたい1:30~5:00時くらいが労働の時間になるようです。
私もそうなのですが、オフィスなど1つの場所に8時間以上ずっといるというのは、それだけで気が滅入ってしまう人も多いのではないでしょうか。
4.「単純作業」
また、新聞配達の仕事は単純作業が多いです。
新聞を配る家やルートを覚えてしまえば、あとは毎日同じことの繰り返しです。
そのため、単純作業をするのが得意な人に向いている仕事のように思えます。
「新聞配達の悪い点」
1.「朝が早い、毎日決まった時間」
朝刊を配る場合は朝が早いのが特徴です。
おそらく、深夜の1時半から2時くらいが出勤の時間になります。
また、毎日決まった時間になるのが特徴です。
朝が弱い夜型の人や、規則正しい生活ができない人、遅刻しやすい人には辛いかもしれません。
2.「地図を覚える必要がある」
新聞配達の仕事は、配達する場所を覚えなければいけません。
地図を読むのが苦手な人は辛いかもしれません。
もし間違った場所に配達してしまうと、クレームの対象になります。
3.「単純作業」
また、単純作業が苦手な人には向いていないかもしれません。
毎日同じことの繰り返しに退屈してしまったり、飽きてしまう人には辛い仕事かもしれません。
4.「体力が必要」
また、新聞配達の仕事は体力が必要です。
厳しい肉体労働ではありませんが、それでも体力はある程度必要でしょう。また、暑い日や寒い日、雨の日や雪の日も変わらず配達しなければいけませんので、それも辛い場合があるでしょう。
ですから、すべての発達障害の人に向いている仕事というわけでもないと思います。
その点は自分の特性と照らし合わせて考えたほうが良いかもしれません。
また、お給料もそれほど高くはないと思うので、これだけで生計を立てるというのは難しいかもしれません。
まとめ
以上です。まとめは以下です。
- 新聞配達の仕事は、対人関係が少ない、適度な運動ができる、労働時間が短いので、ADHDやアスペルガーの人に向いているかもしれない。
- 集金の仕事は対人関係があるので向いていないかもしれない。
- 朝が弱い、規則正しい生活ができない、地図を読めない、単純作業が苦手な人、体が弱い人は向いていないかもしれない。
「障害者の就・転職ならアットジーピー【atGP】」などで障害のある人を対象とした求人を探せます。