アスペルガーの男性は、もしかしたら最高の夫と父親になるかもしれません。以下の記事では、アスペルガーの男性と結婚した女性が、男性を絶賛しています。
ハンナ・ブシェル・ウォルシュさんは、28歳のときに5歳年下のスティーブさんと出会いました。
その時はわからなかったそうですが、スティーブさんは後にアスペルガー症候群と診断されます。しかし、スティーブさんには、ハンナさんのこれまでの恋人にはない特徴があったそうです。
「親切で、優しく、嘘をけしてつかない(つけない)」
スティーブさんは親切で、優しく、嘘をけしてつかない(つけない)性格なのだそうです。そしてこれらの特徴が、ハンナさんにとっては新鮮で魅力的だったようです。
特に「嘘をけしてつけない」などは、アスペルガーの人の特徴のようですね。過去のボーイフレンドと違い、完璧な安心感があるそうです。
しかし一方で、スティーブさんはシャイな性格だそうです。また、(一対一であれば問題ないが)グループの中や人が多い場所ではコミュニケーションがうまくできなくなるそうです。これもアスペルガーの人によくある特徴のようにも思えます。
しかし、ハンナさんはそのことに関してはあまり気にならないようです。人が多いところ(たとえばレストラン)などに行くときは、ハンナさんが前を歩き、注文や支払いなどもすべて行うそうです。
また、それ以上に魅力的な部分が多いからなのかもしれません。
「アスペルガーの男性は主夫に向いている?」
ハンナさんとスティーブさんはその後結婚し、子どももいます。
そして現在、スティーブさんは仕事を辞め、家で家事と育児をしているようです。いわゆる「主夫」ですね。
ハンナさんはIT企業で忙しく働いているため、誰かが家のことをする必要があったようです。そのため、スティーブさんが家のことをすることになったようです。
これは普通の夫婦とは逆ですね。
しかしスティーブさんはほかの男性と違い、育児などに退屈することはないそうです。たとえば、スティーブさんは子どもを自然の中に連れて行き、自然の植物などについて詳細な説明をするそうです。
もしかしたら、アスペルガーの男性は主夫に向いている人が多いのかもしれません。
「アスペルガー「だから」魅力的?」
また、ハンナさんによると、夫のスティーブさんはアスペルガー「にも関わらず」ではなく、「だから」魅力的だそうです。
アスペルガーの特徴が、マイナスではなくむしろプラスになりうるということでしょうか。
ほかに、スティーブさんは常に冷静で、感情的にならないそうです。そのため、感情的になりがちなハンナさんの助けになっているそうです。
「アスペルガーの男性の魅力的は嘘をつけないこと?」
おそらくハンナさんが最も魅力を感じているスティーブさんの特徴は、「嘘をけしてつけない」点なのかなと思いました。
「ごまかし」や「嘘がつけない」人というのは、世渡りをする上ではマイナスになることも多いでしょう。しかし、それがパートナーである場合はむしろ信頼や安心感を得られ、プラスになる可能性はありますね。
もちろん、「カサンドラ症候群」など、アスペルガー症候群の夫を持った女性が抱える問題も以前から指摘されています。
しかし、プラスの部分も大きいのかもしれません。あるいは、アスペルガーの男性が主夫だとうまくいくのかもしれません。
参考記事:I married a man with Asperger’s… and he’s the perfect husband and father: One wife’s touching tribute to man who has endless patience with the children, an inability to lie and is always tidying
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