ADHDの人は椅子にじっと座っていられなかったり、エネルギーにあふれているというイメージがあります。
その一方で、ADHDの人は疲労を抱える人が多いです。科学的な研究でも、ADHDの人は疲れている人が多いことが明らかになっています。
ADHDの人が疲れやすい理由
それでは、なぜADHDの人は疲れやすいのでしょうか?その理由はまだわかっていません。
しかし、ADHDの症状からその理由はいくつか考えられます。以下がADHDの人が疲れてしまう理由として考えられるものです。
- 長い時間集中できないため、仕事を終わらせるのに時間がかかり疲れてしまう。
- 計画や整理をせずに仕事をするのでごちゃごちゃになってしまい、終わらせるのに時間がかかり疲れてしまう。
- 刺激を与えてくれる環境やご褒美を用意しようとするため、時間がかかり疲れてしまう。
- 仕事を先延ばしすることで仕事が遅れてしまい、疲れてしまう。
多動性の症状も疲労につながる可能性
また、一見元気そうに見える多動性の症状も、それが疲労につながることがあります。
たとえば、多動性の症状を持つ人は、我慢や自制心、退屈に耐えることが求められる環境にいると、非常に疲れてしまいエネルギーを奪われます。
家に帰るとそのまま疲れて動けなくなってしまう
この疲労に関しては、私自身も思い当たることが多いです。平日は仕事が終わり家に帰るとそのまま疲れて動けなくなってしまったり、休日もただ疲れをとるだけで終わってしまうということがよくあります。
私の場合はオフィスでいろんな人と一緒にいることで他人の雑念や雑音が頭に入ってなかなか取れなくなるという感覚です。それで疲れ果ててしまいます。
参考記事:ADHD and Fatigue