夜眠れない、朝時間通りに起きられない。遅刻をよくしてしまう・・・など、ADHDの人は「睡眠」に問題を抱えています。
睡眠の問題はとても深刻です。遅刻を繰り返せば最悪会社をクビになることもあるでしょう。
常に睡眠不足の状態でいると、病気になるかもしれません。
なぜADHDの人は睡眠に問題があるのでしょうか。
ここで3つの理由を紹介します。
1.「睡眠ホルモンの分泌される時間が遅い」
ADHDの人は睡眠ホルモンが分泌される時間が遅いです。
ADHDの人が深夜2時、3時になるまで眠れないのはそのためです。
睡眠ホルモンとは「メラトニン」のことで、「覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う」作用があるホルモンです。
2.「眠る前でも脳がフル回転」
ADHDの脳は寝る前でも休みません。
ベッドに入っても、過去のことや未来のこと、悩みや心配などをあれこれと考えてしまいます。
そのため、なかなか眠れなくなってしまうのです。
3.「自分のベッドで眠れない」
ベッドでなかなか寝付けない経験を持つと、ますます自分のベッドで眠ることが難しくなってしまいます。
ADHDの人はこれまでの経験から、自分のベッドが「ゆっくり休む場所」ではなく睡眠をめぐる「戦場」のようになってしまうからです。
しかしもし眠る場所が飛行機や電車、友人の家の場合、すぐに眠りにつくことができるのです。
参考記事:Why Can’t I Get to Sleep? Then Struggle to Wake Up in the Morning?
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