ゲームのデバッグのアルバイトは、発売前のゲームにバグがないかどうかをチェックする仕事です。
このデバッグの仕事を行う「デジタルハーツ」という会社は、なんと従業員の半数がフリーターや引きこもり経験者だそうです。
従業員の半数をフリーターや引きこもり経験者で占めるという、上場企業がある。
ゲームなどの機器の不具合を探し出す(デバッグ)サービスを専門とする「株式会社ハーツユナイテッドグループ」の子会社である「株式会社デジタルハーツ」という東証一部上場企業だ(※2013年に株式会社デジタルハーツから持株会社体制に移行し、株式会社ハーツユナイテッドグループとして上場)。
登録する従業員数は、約8000人。毎日約3500人が稼働して、ゲームのデバッグをメインに、バグ(不具合)を見つける作業に従事している。
デバッグの仕事はもくもくとできる仕事なので、ひきこもりの人や対人関係の苦手な人にも向いているのかもしれません。
加えて、この会社の働き方のシステムもひきこもりの人などに向いているようです。
「アルバイトは週一日から可能」
この会社のアルバイトは週一日からできるそうです。
仕事にブランクがあり、いきなりフルタイムで働くのは不安という人も心配ないですね。
アルバイトは時給制で、週1日からでもOK。いきなりフル雇用を求められないところが、引きこもり歴の長かった当事者にもマッチする。
「社員になることも可能、年齢制限もなし」
また、アルバイトから社員へと昇格することもできるそうです。何年たってもアルバイトで給料も変わらないという事態は避けられるかもしれません。
さらに、年齢制限もないそうです。高齢の人で仕事経験がない人や、ブランクのある人もチャレンジできるのかもしれません。
バグを多く見つけられる人は、契約社員、社員へと昇格できる。契約社員以上は社会保険に加入でき、有給休暇も社員と変わらない。社員の半数はアルバイトから昇格したという。
雇用に当たっては、その人のバックグラウンドを重視しない。選考も年齢制限もない。条件は、身元保証人を付けることだけだ。身元保証人は親でもいい。機密情報を扱う責任ある仕事をするからだという。
以上を見ていくと、デバッグの仕事に加えて、この会社の働き方のシステムもひきこもりの人向きだと思えます。
ただし、忍耐力や集中力のない人には厳しい仕事のようです。実際途中で辞める人も多いようです。また、チームを組んで行うことが多いようなので、チームワークなども必要かもしれません。
一度試してみて、自分に向いているかどうか調べてみるのもよいかもしれませんね。「デジタルハーツ アルバイト」で検索すると募集があります。
調べてみると、以下のURLから応募ができるようです。首都圏以外の地域でも募集があるので、興味のある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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参考記事:従業員の半数がフリーターや引きこもり経験者、上場企業で起きた人材再生の奇跡