大人の発達障害者にとって一番大変なことは「仕事をすること」です。
大人の発達障害者の多くが、学校を卒業し仕事を始めてから不適応を起こし、障害に気づくパターンが多いからです。
仕事ができなければ生活ができませんので、問題は深刻です。
しかし、発達障害者の中には普通に仕事をしている人もいます。おそらく、仕事ができている人は自分の特性を活かした仕事をしているのだと思います。
現在不適応を抱えている人も、もしかしたら自分の特性とは違う仕事についているのかもしれません。
そこで、今回は発達障害者に向いている仕事と向いていない仕事を紹介します。
目次
ADHDの人の向いている仕事
ADHDの人の向いている仕事は以下です。
①研究者、学者、中学・高校教師、塾・予備校講師など
②警察官、消防士、新聞・雑誌の記者、作家、ジャーナリスト、カメラマン、ディレクターなど
③イラストレーター、スタイリスト、漫画家、画家、建築関係、コンピュータ・プログラマー、CGアニメーター、広告関係、デザイナーなど
④調理師、調律師、自動車整備士、歯科技工士、電気技師、図書館司書、校正など
アスペルガー症候群の人の向いている仕事
アスペルガー症候群の人の向いている仕事は以下です。
①建築・工学製図技術者、カメラマン、動物の訓練士、グラフィック・アーティスト、工芸家、ウェブデザイナー、自動車整備士、産業オートメーションのプログラマー、生物学教師など
②コンピュータ・プログラマー、エンジニア、物理学者、化学者、音楽家・作曲家、数学教師、音楽教師など
③ジャーナリスト、翻訳者、司書、証券アナリスト、コピー・エディター、会計士、簿記・記録管理担当者など
もちろんこの中にも向き不向きはあると思います。
私の場合、エンジニアや中学教師などは無理だと思います。ですからこれを参考にして、自分にできそうだと思える仕事を選ぶのがおすすめです。
ただし、どれもある程度のスキルや勉強が必要になってくるので、簡単につける仕事ではないようにも思えます。
大人の発達障害者に向いていない仕事
一方で、ADHDやアスペルガー症候群の人たちが不向きな職業は、営業関係や接客業、人事・経理・総務関係、交通・運輸関係、飲食関係、旅行関係、金融関係、予約係や顧客窓口などだそうだ。
高度な協調性や対人スキル、臨機応変な対応、複数の異なる要求を同時にこなさなければいけないような仕事である。
発達障害者にとって向いていないのは「高度な協調性や対人スキル、臨機応変な対応、複数の異なる要求を同時にこなさなければいけないような仕事」だそうです。もしこのような仕事をしていて、不適応を起こしている人は、自分の適性に合っていない仕事をしているのかもしれません。
大人の発達障害に向いている・向いていない仕事まとめ
ADHDの人に向いている仕事
- 研究者
- 学者
- 中学・高校教師
- 塾・予備校講師
- 警察官
- 消防士
- 新聞・雑誌の記者
- 作家、ジャーナリスト
- カメラマン
- ディレクター
- イラストレーター
- スタイリスト
- 漫画家
- 画家
- 建築関係
- コンピュータ・プログラマー
- CGアニメーター
- 広告関係
- デザイナー
- 調理師
- 調律師
- 自動車整備士
- 歯科技工士
- 電気技師
- 図書館司書
- 校正
アスペルガー症候群の人に向いている仕事
- 建築・工学製図技術者
- カメラマン
- 動物の訓練士
- グラフィック・アーティスト
- 工芸家
- ウェブデザイナー
- 自動車整備士
- 産業オートメーションのプログラマー
- 生物学教師
- コンピュータ・プログラマー
- エンジニア
- 物理学者
- 化学者
- 音楽家・作曲家
- 数学教師
- 音楽教師
- ジャーナリスト
- 翻訳者
- 司書
- 証券アナリスト
- コピー・エディター
- 会計士
- 簿記・記録管理担当者
大人の発達障害者に向いていない仕事
- 営業関係や接客業
- 人事・経理・総務関係
- 交通・運輸関係、飲食関係
- 旅行関係
- 金融関係
- 予約係や顧客窓口
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