うつ病の重症度が「血液」で判断できるようになる

現代の日本社会では、誰もが「うつ病」になる可能性があります。そのうつ病の「重症度」が、「血液成分」を調べることでわかるようになったそうです。

   うつ病の診断は、主に患者の主観的な訴えに基づき専門医が面接治療によって判断するのが現状で、重症の程度を客観的に評価することが難しい。

九州大学、大阪大学、国立精神・神経医療研究センターの合同チームは、患者の血液成分の分析からうつ病の重症度を評価するシステムを開発することに成功し、国際科学誌「PLOS ONE」(電子版)の2016年12月16日号に発表した。症状の客観的評価方法の確立や新薬開発につながることが期待される。

それまでは、うつ病の重症度は専門の医者が面接で判断してきたそうです。専門の医者がうつ病患者の話を聴いて、この人は重症だとか、この人はそこまで重症ではない、と判断するわけです。

しかしこの方法だと、どうしても医者の主観が入ってしまいます。Aという医者は重症だと判断するが、Bという医者は重症ではないと判断するということが、どうしても起こってしまうと思います。

しかし「血液成分」によって判断ができるようになると、判断する人によって評価が違うということがなくなり、より客観的な判断が可能になります。これは画期的だと思います。

さらに「うつ病患者にみられる様々な症状が、特定の異なる成分の増減に関連がある」こともわかったそうです。たとえば、「罪悪感」を感じる症状の人は、血液中の「アグマチン・プロリン・ATP」という成分が減少しているそうです。

今回の発見は、新薬の開発にもつながるそうですので、今後の研究がさらに期待されます。

参考記事:うつ病の重症度を血液分析で評価 新薬開発と健診での早期発見に期待

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