ADHDの若者は交通事故に遭いやすい?最新の研究で明らかに

最新の研究で、ADHDの若者はADHDではない若者よりも交通事故に遭う可能性が高いことがわかったそうです。これは以前の別の研究結果を新たに裏付けるものでもあるそうです。

この研究は、今月初めに医学誌「JAMA Pediatrics」で発表されたものです。研究では、フィラデルフィアの病院に通う約1万8500人の患者を対象にして行われたそうです。その中でADHDと診断されていたのは約2500人の患者で、年齢は16歳から25歳でした。

研究者は調査対象者の電子健康記録と州の運転記録、事故のデータ記録を相互参照しました。

その結果、ADHDのある10代の若者で運転免許を取得した人は、ADHDではない若者よりも自動車事故に遭う割合が1.36倍多かったそうです。

専門家によると、ADHDの人はその症状により運転中に気が散りやすいそうです。

これは、1993年の研究を裏付けるものでもあるようです。1993年の研究によると、ADHDのある10代の若者は、ADHDのない若者より、事故に関係する確率が4倍高いことが分かっています。

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しかしリスク管理はできる

しかしだからといって、ADHDのある若者の運転を心配しすぎる必要はないそうです。研究者は、親が子どたちを十分に注意し、その準備ができたと思えた時に運転免許証を取得するようにと勧めています。

特別なニーズを持つ人を対象とする運転指導の専門家によると、若者が車の運転を学習する第一歩として、まずは十分に強固なコミュニケーションスキルや問題解決スキル、意思決定能力、判断力を確実に持つことが大切だそうです。

まとめ

この研究結果は、アメリカの10代の若者が対象なので、大人や日本の若者についてどうなのかはわかりません。

ただし、一般的にADHDの人は注意力が散漫になるとも言われていますから、運転中もそうなる可能性はもしかしたら高くなるのかもしれませんね。しかし一方で、ADHDのある人は症状を意識している分、定型発達の人よりも注意深くなる可能性もあります。

車の運転なくしては生活できない人もいるでしょうから、なかなか難しいと思います。

参考記事:Car Crashes More Likely Among Teens with ADHD

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