「フラッシュバック」の仕組みが明らかに!?マウスで実験

過去の嫌な経験が、ある時突然頭に浮かんでくることはありませんか?これは「フラッシュバック」という現象です。

特に大きな事故や事件などに遭遇して心に傷を負い、「PTSD」になった人によくある現象だと言われています。

最新の研究で、この「フラッシュバック」現象の仕組みが明らかになったそうです。

日常生活の何気ないことが引き金になって過去のつらい経験を思い出す「フラッシュバック現象」が起きる仕組みを富山大学などのグループがマウスを使った実験で明らかにし、PTSD=心的外傷後ストレス障害の治療法の開発につながる成果として注目されています。

研究は、マウスを使った実験が行われたそうです。

マウスをおちょこなど形に特徴がある物体とともに箱の中に入れ、平常の場合と怖い経験をした場合とで、物体についての記憶がどのように変わるか調べました。

その結果、平常の場合、マウスは24時間後には物体の形を忘れていたのに対し、怖い経験をした場合は24時間後も物体の形を覚えていたということです。

怖い体験をした時は、周りの状況をよく覚えているということですね。そしてその後も、その時の状況がきっかけで怖い体験が頭に浮かぶ、というフラッシュバック現象が起きるのかもしれません。たとえば「おちょこ」を見ると、突然怖い体験を思い出すなどです。

あるいは飛行機事故にあった人は、飛行機かもしれませんし、船の事故の人は、船かもしれません・・。

そして、なぜそれが起こるのかというと、「細胞が重なり合っている」からだそうです。

物体の形を覚えていた細胞は、怖い経験そのものを覚えていた細胞とおよそ70%重なっていることが分かり、こうした重なりが、日常生活の何気ないことが引き金になって過去のつらい経験を思い出す「フラッシュバック現象」の原因になっているとみられるということです。

そして、この細胞の活動を弱めることで、フラッシュバック現象が起きるのを防ぐことができる可能性があるそうです。

今後、さらに研究を進めて、つらい体験と、その際の何気ない経験の両方を記憶している細胞の活動を弱めて『フラッシュバック現象』が起きるのを防ぐことができれば、PTSDの症状を和らげる治療法の開発につながる可能性がある

今後の研究がさらに期待されます。

参考サイト:「フラッシュバック現象」の仕組み マウス実験で解明

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

関連コンテンツ
googleスポンサーリンクと関連コンテンツ
スポンサーリンク