ADHDの人に重要なのは「意志」よりも「習慣」?なぜADHDの人に習慣が大切なのか

何か新しいことを始めようと思っても三日坊主になってはいませんか?特にADHDの人は物事を長く続けることができにくいという特徴があるように思えます。「意志が弱い」と落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか。しかしADHDの専門家によると、ADHDの人が物事を長く続けるのに必要なのは強い「意志」ではなく「習慣」だそうです。

「習慣」というのは、繰り返し行ううちに、何も考えずに自動的に行っていることです。

多くの大人のADHDの人は新しい習慣を作ることに「抵抗」します。なぜなら「習慣」ができることで生活の中での「ハプニング」が失われ、退屈になるのを恐れるからです。確かに習慣は生活を多少「息苦しく」させるかもしれませんが、それ以上に習慣によって仕事がもっと簡単にできるようになるといったメリットのほうが多いのです。

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ADHDの人にとって習慣が「資産」である2つの理由

1.「「習慣」が「自己コントロール」にとって代わる」

ADHDの人の主要な障害は「自己コントロール」がうまくできないことです。注意力の問題は2番目なのです。

習慣は生活の基礎を組み立てる上で助けになります。もし基礎がしっかりしていれば、意志の力や自己コントロールに頼らずにも、物事を成し遂げたり、健康な生活ができるのです。

2.「習慣は「決める」ことを減らす」

ADHDの人は何かを決めるとき時間がかかってなかなか決められない場合があります。

しかし習慣を持つと決めなければならない場面が減ります。たとえばもし毎日30分間運動をする習慣があるなら、今日運動をするかどうかを決めるために何時間も考える必要はありません。運動の習慣が「決めること」の負担を減らし、あなたの意識を自由にしてくれるのです。

習慣はあなたの生活をデザインすることを可能にします。 習慣はあなたの生活の質を改善する活動(大きいことであれ小さいことであれ)を行うのを可能にしてくれるのです。そしてそのことによって自信と自尊心が高まるのです。

参考記事:ADHDの人が上手に「決定する」ための10の方法

良い習慣を作り上げる方法

あなたが持ちたい新しい習慣は何ですか?あなたに問題を起こしている最近の行動をいくつか取り上げてください、たとえば鍵をよく失くす、服がきれいになっていないなど。もしくはあなたがこれまで時間がなくてできなかった、ADHDを改善する行動を選んでください。たとえばビタミンを摂取する、または定期的に運動するなどです。これらをヒントに良い習慣を作り上げましょう。

1.「持ちたい新しい習慣が何かを特定する」

持ちたい新しい習慣が何かはっきりとわかったら、あとは達成するのみです。たとえば「毎日ベッドをきれいにする」または「家に帰ったら鍵をフックにかける」など、自分に必要な新しい習慣を考えましょう。

2.「成功のための環境を作る」

新しい習慣を実行するためには、時には環境を変える必要もあります。たとえばもし新しい習慣が服を寝室の床に放り投げておくのではなくきちんとハンガーに掛けるということなら、古い服を処分して洋服ダンスに服を掛けられるスペースを作っておく必要があります。

3.「自分にご褒美を与える」

大人のADHDの人は仕事を終えたらすぐにご褒美があるととてもうまく仕事をします。ご褒美はあなたの好み次第で何でもいいと思います。しかしご褒美をもらうのに一週間も待つ必要はありません。新しい習慣を実行したららすぐにご褒美をもらいましょう。

新しい活動が「自動的」になると、ご褒美は必要なくなります。

4.「記録をつける」

毎日新しい習慣を実行したらそのことを記録しましょう。台所のカレンダーに星をつけたり、コンピューターに記録したり、アプリを使用したりすればOKです。

5.「パニックにならない」

時には習慣が続かなくなる場合もあります。もし旅行に行ったり、ストレスのある出来事があったら、良い習慣は中断してしまうでしょう。しかし心配しないでください!これはよくあることです。自分のことを悪く思わないでください。また習慣をもう一度始めればいいだけなのです。

参考サイト:Why Habits are Better than Willpower

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