NHKあさイチで「大人の人見知り」が特集される

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もうすぐ4月ということで、新しい環境で新生活を始める人も少なくありません。そうすると、知らない人と接する機会も増えると思います。

人見知りの人は、そんな状況に不安を覚える人もいるかもしれません。そんな人見知りの人必見の特集がNHKで放送されました。NHKあさイチでの「大人の人見知り」特集です。

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深刻な「人見知り」は「社会不安障害」?

「人見知り」というとたんに性格の問題と考えられがちで、それが「障害」だとは思われないことが多いようです。しかし「深刻(危険)な人見知り」は「SAD(社会不安障害)」である可能性があります。NHKあさイチ大人では、そんな深刻な人見知りの女性が、社会不安障害と診断された例が紹介されました。

2人の子どもを育てているある女性は、長年極度の人見知りに悩んできた。きっかけは中学時代の国語の授業での失敗。教科書を朗読する際に極度の緊張に襲われ、うまく読めずに終わってしまった。それ以来、また失敗するのではないかと不安になり授業に出るのがつらくなった。他人への恐怖は大人になっても改善することはなく、アルバイトも客の前で緊張し長続きしなかった。その後、心を許せる男性と結婚し、子どもが保育園に通うようになると、状況はさらに深刻に。保育園の送迎、父母会の役員会の集まりなどでは、口元の震え、手や足の震えなど身体にも異変が起こるほどだった。あまりの苦痛に耐えかね病院を受診したところ、医師から「社交不安障害」と診断された。

参考記事:侮れない!大人の人見知り

興味深いのは、社会不安障害の人の脳のメカニズムです。社会不安障害の人に「普通の顔、怒っている顔、恐れている顔、笑っている顔の4種の表情」を見せたところ、社会不安障害の人の脳ではすべての表情に対して危険を察知する組織が強く反応したそうです。

人の顔写真(普通の顔、怒っている顔、恐れている顔、笑っている顔の4種の表情)を見たときに脳がどのように反応するのかMRIで測定。健康な人の脳では扁桃体と呼ばれる危険を察知する組織が「怒っている表情」だけに反応したのに対し、社交不安障害の人の脳ではすべての表情に対して扁桃体が強く反応した。

参考記事:侮れない!大人の人見知り

すなわち、(深刻な)人見知りの人は、笑っている顔にも危険を感じてしまうため、なかなか人との距離が埋まらず、関係を築くことができないということだと思います。

ネットでできる社会不安障害のチェックサイトも参考になります。

無料でできる「社会不安障害」のネット診断チェックまとめ

「人見知り」を改善する方法とは?

番組では、人見知りを改善する方法として認知行動療法が紹介されています。具体的には次の3つです。


1.「不安を具体的に言葉で表す」
2.「ビデオで自分の姿を撮影して見直す「ビデオフィードバック」」
3.「注意を外に向ける訓練をする」

特に効果的だと思うのは、「注意を外に向ける訓練をする」だと思います。これは自分自身でも経験があるのですが、対人関係が苦手な人は、これまでの経験から自分が人からどう思われているのかを過剰に気にする傾向があるように思えます。そのため意識が自分にばかり向いてしまい、対人場面で不安や恐怖を抱えてしまう結果につながります。意識を外に向けられた時は、すっとコミュニケーションがうまくいく感覚がなんとなくわかります。

「注意を外に向ける訓練をする」とは、具体的には「対人場面で、相手の顔やその周辺を細かく観察することに意識を向けると、「自分が見られている」という意識が弱まり、不安や恐怖心を軽くすることができる。」ということです。

また認知行動療法に関する本を読むことが治療につながるという、「読書療法」というのもあるそうです。番組で紹介されていた認知行動療法に関する本は以下です。人見知りの自覚がある人は、新生活に向けてこのような本を読んで訓練をしておくのもいいかもしれません。

参考リンク:侮れない!大人の人見知り

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