ADHDの人が自分を「ばか」だと思ってしまう8の理由

対人苦手リンク

ADHDの傾向のある人は、自分を「ばか」だと思ったことはありませんか?あるいは周りから「ばか」だと言われたことがある人もいるかもしれません。

しかし実際にはADHDの人は「ばか」ではありません。ただしADHDの症状が「ばか」だと思う/思われる要因になってしまうのです。

以下ではADHDの人が「ばか」だと思ってしまう理由をいくつか紹介します。

スポンサーリンク
対人関係苦手レスポンシブル2

ADHDの人はなぜ自分を「ばか」だと思ってしまうのか?

「ばか」という言葉を不快に思う人も多いでしょう。しかしこの文章のタイトルに「ばか」という言葉がついています。なぜなら多くのADHDの人は、(本当はそうではないのに)自分を「ばか」だと思っているからです。

多くのADHDの人は、賢く、知的で、頭が冴え、面白く、ユーモアのある人たちです。

しかしADHDの人の「自己認識」と「現実」の間には、明らかに大きなギャップが存在します。なぜADHDの人は自分を「ばか」だと思ってしまうのでしょうか?

1.「学校で成功できない」

ADHD=学習障害ではありません。しかしADHDの症状は結果的に学習の障害につながる可能性があります。例えば、記憶力に問題があったり、集団行動が苦手だったりすると、教室で集中して勉強することはできません。これは学校で良い成績をおさめることが難しいことを意味します。

現在の社会は、知性を判断する方法として学校での成功を重視するので、ADHDの人は自分をばかだと思ってしまうのです。

2.「学習障害がある」

約40パーセントのADHDの人は、ADHDの症状に加えて学習障害も抱えています。またほぼ20パーセントの人は識字障害です。そして大人のADHDの人の中には、複数の学習障害を抱えている人もいます。

学習障害は、視覚や聴覚の障害だけではなく、読み書きや計算能力の障害も引き起こします。

3.「学校での行動に問題がある」

もしあなたがエネルギーにあふれた学生で、イスにじっと座っていられない、またはおしゃべりを止められない場合、おそらく先生に叱られることが多いでしょう。先生に何度もしかられていると、多くの人は自分をばかだと思ってしまいます。

しかしあなたが実際に「ばか」なのではありません。先生に何度もしかられてしまうのは、ADHDの症状が原因なのです。

4.「簡単なことができない(みんな普通にできることができない)」

ADHDの人は他の人が簡単にできることがなかなかできません。例えば、約束の時間を守る、食事を準備する、リサイクルのゴミの日を覚えておくなどです。

そして、ADHDの人は「こんな簡単なこともできないなんて、自分は「ばか」に違いない」という考え方のパターンにはまってしまうのです。

5.「情報検索が苦手」

ADHDの人は、パーティーや仕事の会議で自分の意見を言うのが苦手です。これは頭の良さや知識の量とは関係がありません。「情報検索」の問題なのです。

ADHDの人は自分の意見を構成するための言葉を探すのが苦手なのです。そしてその結果自分をばかだと思ってしまいます。

6.「興味のある話題しか覚えられない」

ADHDの人は知識が欠けているわけではありません。ADHDの人は生涯にわたって学習を続ける人たちです。しかしADHDの人は「自分の興味のある話題」しか覚えられません。

たとえばADHDの人がパーティーに出席したとします。その時に他の人たちの話が退屈に思える話題だった場合、ADHDの人が積極的に話に参加することはないでしょう。

7.「一般的な知識が少ない」

もしあなたが「学習障害」なら、学校の授業についていくだけで多大なエネルギーを費やしてしまい、一般的な知識を覚える余裕はなくなってしまいます。

しかしこのような状態は、通常学校的な環境から離れると改善します。

8.「あなたを批判する人と一緒に時間を過ごす」

一緒に時間を過ごす相手によって、気分が変わることに気づいていますか?自分は頭が良い、賢い、おかしいと思うのはどんな相手と過ごしている時ですか?

そしてあなたを批判したり、決めつけたりするような人と一緒にいたら、あなたは自分を「ばか」と思ってしまうのです。

友人と親密なパートナーは慎重に選びましょう。あなた自身もきっと、自分のありのままを出せるような相手と一緒に時間を過ごすことを望んでいるのです。

自分を「ばか」だと思うのを止めて、「賢い」と思うためにはどうしたらよいか?

1.「「ばか」と呼ぶのを止める」

2.「知性は多様性がある」

もし学校で勉強ができないなどの理由から自分を「ばか」だと思ってしまうなら、ハワード・ガードナー博士の『多重知能理論』を勉強してみましょう。

博士によると、知性には8つのタイプがあります。そしてそれはきっとあなたがばかではないことを証明してくれるはずです。

3.「上手にできることに目を向ける」

多くの場合、ADHDの人は「普通のこと」がなかなかできません。そのため、ADHDの人は簡単なことでも最初から難しく考えるような考え方が習慣化しているのです。しかしこれは簡単にできることを軽視しているというわけではありません。

しかしあなたには別のところで生かせる強さと才能があるのです。できるだけ多くの時間を自分が上手にできることに費やしましょう!

4.「自尊心の低下につながる」

自分を「ばか」だと思うことは、自尊心の低下にもつながります。自尊心が低下すると、様々な問題が生じます。以下の記事も参考にしましょう。

ADHDの人が「自尊心」を高めるための5つの方法

参考記事:8 Reasons Why Adults with ADHD Feel Stupid

スポンサーリンク
対人関係苦手レスポンシブル2
対人関係苦手レスポンシブル2
対人苦手リンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ
googleスポンサーリンクと関連コンテンツ