コミュ障を治すには「相手の視点に立つ」「想像力」が重要?

最近「コミュ障」という言葉を頻繁に聞くようになりました。

ただし「コミュ障」のはっきりとした定義というのはあまりありません。多くのコミュ障の人は、「人見知り」「集団の中で孤立してしまう」「会話がすぐ途切れてしまう」というような意味で使用しているのではないでしょうか。

しかしコミュ障の重要な問題点は、対話の際に「自分のことばかり考えてしまう」ということのように思えます。これこそが「コミュ障」の特徴なのではないでしょうか。単純に言うと「自意識過剰」とも言えるでしょう。

コミュ障というと、会話の際の小手先のテクニック(初対面の人でも面白おかしく話ができる)が欠けているというようなイメージがあるかもしれませんが、実はそのようなテクニックはそれほど重要ではないのです。むしろ口ベタな人でも相手の立場に立って、相手を想像できれば、それはコミュ障ではないのです。

対話は必ず相手がいるわけで、自分のことばかり考えていると対話が成り立たないように思えます。

これに関して、以下の記事がとても興味深かったので紹介します。

「コミュ障」の話。

結城は、「コミュニケーションで最も大切なこと」というのは「相手のことを考えられるか」だと思っています。相手のことを考えられるかというのは抽象的かもしれませんが、たとえば「相手の現在の感情を想像できる」や「相手の希望が何なのかを想像できる」ということ。

ここには二つのポイントがあります。一つは「相手の視点に立てるか」ということ。もう一つは「想像力」です。順番にお話ししますね。

この記事では、「相手の視点に立てる」と「想像力」の2つが、コミュニケーションで最も大切だとしています。

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「相手の視点に立てる」

また記事では相手の視点に立つことについて、以下のように説明しています。

「相手の視点に立てるか」というのは、言い換えるなら「自分以外の視点に立てるか」ということです。自己紹介でも、対話でも、なんでもいいですが、他の人とコミュニケートする場面で、多くの人がアガります。緊張します。でもそのときにほとんどは「自分」しか見ていない。

自分はちゃんとしてるか。自分はちゃんと話せるか。自分はすごいことが言えるか……それはすべて「自分視点」ですよね。これは誰しもそうなんです。でも、ここでカチリ。「相手の視点」に立てるかどうか。これはとても大きな切り換えになります。

「自分は緊張している!」から「もしかしたら、相手も緊張してるかも」と視点を切り替えられるか。自分はどきどきしている。相手もどきどきしてるかもね。自分は何を言えばいいかわからない!相手も同じかもね。

コミュニケーションがうまい人は、ここで相手を「巻き込み」ます。何気ない感じで「いやあ、緊張しますよね」などと一言。これで相手と自分が同じ土俵に乗ります。相手の視点に立つことができるか。これはとても大事なことです。

そして、相手の視点にきちんと立つことができれば、多くの場合、相手は喜びます。つまり、相手の視点に立つということは、相手を思いやることに直結するからです。

自分が「コミュ障」だと思っている人ほど、会話では自分のことで頭がいっぱいになってしまいます。「自分はうまく話ができるだろうか」「沈黙が続いたらどうしようか」「顔がひきつってないだろうか」など、自意識過剰になるのです。そしてそれで相手の立場に立つことがほとんどできなくなってしまいます。これは私自身も思い当たることが多々あります。

しかし重要なのは、「うまく話ができるかどうか」などではなく、相手の視点に立つことなのです。相手は今どんなことを考えているのか、どんなことを感じているのか、そんなことを第一に考えることが大切なのです。

想像力

次に、この記事では「会話での相手への想像力」を次のように説明しています。

そしてそこから自然と二つ目のポイントへつながっていきます。すなわち「想像力」です。相手はこんなことを考えてるんじゃないかな……と想像する。相手はこういう気持ちなんじゃないかな……と想像する。それが想像力です。

でも、このときに注意が必要です。相手のことを想像しているつもりが、自分のコンプレックスをぶつけるだけに終わっていることになりかねないからです。「相手は自分のことをつまらない人間だと思っているに違いない!」……これは想像力ではなく、自分のコンプレックスをぶつけているだけです。

つまり、「想像力」の背後には自分自身を忘れる力が必要になります。自分は自分のことをイケメンかどうか気にしている。でも、相手はそんなことは知ったことじゃない。自分はうまく話せない口べただと思っている。でも、相手はそんなこと、知ったことじゃない。

自分のことをいったんワキにおいて、自分の目の前にいる人のことを考える。自分の前にいる人々のことを考える。「この人は、いま何を思っているだろうか」それが想像力です。

相手の視点に立てたら、次に自分のことを一旦ワキにおいて、相手のことを一生懸命考える。重要なのは、相手から自分がどうみられているかを考えることではありません。「相手に話がつまらないと思われているのではないか」などと考えてしまうと、結局相手のことではなく自分のことを考えてしまいます。相手への想像力とは、あくまで純粋に相手だけを考えるということです。

また特に自分に自信がない人ほど、あれこれと自分の欠点が浮かんできて、自意識過剰になってしまうような気もします。

また問題なのは、自意識過剰の悪循環です。一旦「コミュ障」だという認識が生まれると、ますます自意識過剰になりますよね。そうするとますますコミュニケーションでうまくいかないことも増えていきます。それでさらにコミュ障という認識が強まり、うまくいかなくなってくる・・・というまさに悪循環です。

コミュニケーションで重要なのは小手先のテクニックではなく、相手の視点に立つことと、相手への想像力。そのためには、コミュニケーションでは自分を一旦ワキに置いて、相手に意識を集中する。そんなことが大切なのかなと思います。

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