ADHDの人はなぜ「自己中心的」だと思われてしまうのか?10の理由

ADHDの人は、しばしば、周りから「自己中心的」だと思われてしまいます。その理由を10紹介します。

ただし、まず、確認しておきたいことは、ADHDの人は、ADHDではない人よりも自己中心的というわけではありません。しかし、ADHDのいくつかの特徴が、まるで自己中心的であるかように見えてしまうのです。

ADHDの人の行動が周りの人に迷惑をかけていたとしても、それはけして悪意があったり、自己中心的だからではないのです。

スポンサーリンク

1.「決まったルールに従わない」

figure_break_hammer

ADHDの人のとても魅力的な特徴の一つは、普通の人とは違った風に世界を見られることです。ADHDの人が見る世界は新鮮で、ADHDの人は好奇心を持って世界を見ることができるのです。それがADHDの起業家が成功する理由です。ADHDの人といると、ワクワクするし、元気がもらえ、不可能なことなど何もないとさえ思えてしまいます。

しかし一方でこの特徴のマイナス面もあります。

ADHDの人は周りの人に頼まれても、世の中の決まりきったルールに従わないことがあります。そんな時、周りの人からはADHDの人は自己中心的に見えてしまうのです。

2.「極端なほど自己管理にこだわる」

yoga_meisou

ADHDの人にとって、ダイエットや、毎日の運動、瞑想、8時間睡眠は全てADHDのマイナス面を減らしてくれるため、とても重要です。

しかし、このようなことにばかり毎日時間を使っていると、他の人のために使う時間がなくなってしまいます。そして周りの人からは自分のことばかり考えている人間のように思われてしまう危険があります。

私たちの社会では、他人のために何かをすることに高い価値が置かれていて、自分のことばかりする人は自己中心的な人間と見られるのです。

3.「計画が変えられると不機嫌になる」

couple_okoru_woman

ADHDの人は時折衝動的な行動をしがちですが、何かを始める前はきちんと精神的な準備が必要な場合もあります。これは特に楽しくない仕事を行う時にはそうです。

例えば日曜の朝10時に、ADHDの人はパートナーと一緒に雑貨店へ行くとします。しかし準備が思った以上に早くできたので、朝10時前に出発することになりました。

しかしADHDの人にとって、それは簡単なことではないのです。ADHDの人は精神的には朝10時に出発するつもりで準備していたので、ADHDの人の脳には、朝10時から何か新しい活動をすることがインプットされています。もしその計画が変えられてしまうと、ADHDの人はどうしても不機嫌になり、イライラしてしまうのです。パートナーの人はそれを見て、変だと感じるでしょう。

4.「コミュニケーションスキルが低い」

communication_nigate_shifuku

ADHDの人の中には、コミュニケーションに本当に苦しむ人がいます。こちらが自己中心的だとされる人に共通するコミュニケーションの特徴です。

・心に浮かんだことをすぐに口にして、他の人の話を遮る。
・会話が退屈だと感じたら、突然別の話に変えてしまう。
・自分が話をしている時は相手を見るが、相手が話をしている時は相手を見ることができない
・もし会話に沈黙があったら、それを無理やり埋めようとする。

5.「自分をさらけだそうとしない」

hikikomori_toukoukyohi

ADHDを持って成長すると、とても辛い経験が多くなります。ADHDの人はそうでない人よりも、拒絶や非難、失望を受ける経験が多くなります。その結果大人になると、自分を守る高い壁を築くようになります。

他人から拒絶されたり、傷つけられたりすることから自分を守るためには、他人から距離をとる方法が一番だと思うようになるのです。すなわち、誰も助けないし、気にしない、そして自己中心的になるのです。

6.「時間管理ができない」

nebou_man

ADHDの人はもともと時間管理が苦手です。よくあるADHDの人の行動では、遅刻や、事前準備の不足、将来を計画しない、といったことがあります。これら全ての行動は、他の人からは不注意で自己中心的だと思われてしまうのです。

7.「忘れやすい」

tsuyu_wasuremono_kasa

時間管理と同じように、記憶もまたADHDの人の生活で問題を起こす主要な原因の一つです。

相手の誕生日や、個人的な情報を覚えているということは、どれだけ相手を気遣っているかどうかの一つの指標です。もしそのようなことを忘れていると、それは自分のことしか興味がない人間のように思われてしまいます。

ADHDでない人には、ADHDの人が毎日の単純なことをするのがどんなに大変かがわからないのです。

8.「休みの時間が必要」

neru_man

ADHDの人は、時々、神経が非常に過敏になるときがあります。そんなときは、刺激が多い状況にいると、精神的にまいってしまうことがあります。そのため、どうしても休みが必要になります。

しかしあなたが家族を持っているなら、家に帰って一人で休んでいると、パートナーや子どもからは、(家族のことを考えていないと)自己中心的な人間にみられてしまうかもしれないのです。

9.「簡単に気が散りやすい」

music_noise

ADHDの人は、他の人が言っていることやしていることに対して、どんなに興味をもっていたとしても、すぐに気が散ってしまいます

太陽が昇る様子、床のごみ、子どもの遊び声などに気をとられてしまうのです。

相手の言葉をすべて聞きたいと思っていても、意識は宙をさまよってしまうのです。その結果、人の話を聞いていない自己中心的な人間だと思われてしまうのです。

10.「過集中」

pose_necchuu_computer_man

ADHDの人はよく「過集中」の状態になります。その間「残りの世界」は消えてしまうのです。すべてのやらなければならないことを忘れてしまい、時間を見失います。

過集中の状態にあるときに、もし誰かが何かをお願いしに来たら、お願いを無視してしまい、自己中心的な人間に見られてしまうでしょう。

参考記事:7 Reasons Why ADHDers seem Self-Centered / 6 Ways Adult ADHD Comes Across As Selfishness

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ
googleスポンサーリンクと関連コンテンツ