子供のADHDに関する10の誤解

ADHDは以前よりも多くの人に知られてきました。しかしその分間違った情報や誤解もまた増えています。

そこで「子供のADHD」に関するよくある誤解を紹介します。

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1.「親の子育ての仕方が悪いのでADHDになる」

ADHDは脳の神経の状態が原因と言われています。親の子育てが原因ではありません。

2.「ADHDの子どもは成長すると改善する」

子どものADHDは、必ずしも成長すると改善されるというわけではありません。子供の時にADHDと診断された人の3分の2は、大人になってもADHDの症状が続くと言われています。

3.「ADHDの子どもはトラブルメイカー」

静かにできなかったり、ずっと座っていられなかったりするADHDの子供を厳しく叱ることは逆効果になる場合があります。従来の子供の教育方法ではADHDの子供をコントロールすることはできないのです。なぜならADHDの子供の行動は、脳の神経状態が原因だからです。

両親(先生)はADHDの子供に対してただ叱るのではなく、行動療法などの新しいアプローチで対処する必要があります。

4.「ADHDの子供は学校で特別扱いをされていて不公平」

法律により、学校ではADHDや学習障害の子供をサポートするよう定められている場合があります。

そしてこれらのサポートは全ての子供に対して開かれており、けして特別扱いされているわけではありません。

5.「ADHDの子どもはテレビの見すぎが原因」

現在のところ、テレビ(ゲームまたはスマートフォン)とADHDの関連性を示す証拠はないと言われています。

事実、テレビを一切見ない子供の多くが注意欠陥として診断されることも多いようです。

6.「ADHDの子供は興奮しやすい」

多動性(hyperactivity)は目につきやすいため、一見ADHDの子供は興奮しているように思えます。

しかし、ADHDにはその他の症状、例えば衝動性と不注意のようなものもあります。そしてこれらの症状は目に見えにくいので目立ちませんが、ADHDの子供の毎日の生活には深刻な影響を与えるものなのです。

7.「私が子供のときはADHDはなかった」

確かにADHDという「言葉」は新しいです。しかしその「現象」は新しくありません。

現在ADHDと診断される症状は、かつては怠けや学習能力の不足などと言われていたのです。

8.「ADHDの原因は砂糖の取りすぎ」

甘いものの取り過ぎでADHDの症状が悪化することはあるが、砂糖がADHDを引き起こすわけではありません。

親の中には、砂糖を一切取らなくても、ADHDの子どもの症状に違いはなかったと言う人もいます。

9.「親はADHDの治療にすぐに薬を使いすぎ」

薬による治療は、家族と医者の間で決める問題です。それはどんな人でも簡単に決められる問題ではありません。

親が薬の治療に転換するのは、たいてい、食事やサプリメント、行動療法に効果がなとわかった後の場合が多いです。

10.「ADHDの子供はエネルギーを発散する必要がある」

ADHDの子どもは、運動などでエネルギーを発散させれば良いという人がいます。

しかし残念ながら、運動だけではADHDの症状に対処することはできません。適切な治療が必要です。

参考記事:What NOT to Say to the Parent of an ADHD Child

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